インスタグラム

熊本農業高校生徒会執行部では公式インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)による意見回収を行っています。昨年度12月の生徒会役員選挙の際に私は、副会長として立候補し、公約として目安箱の設置を主張しました。生徒会室前のレターケースを目安箱として設置しましたが、投書が一件のみで、投書による生徒の意見反映は難しいという問題点がありました。よって、私が生徒会顧問に提案し、学校公式SNSの担当者や管理職、生徒指導部長との相談の結果、生徒募集の広報活動も重ねて行えるという利点から、生徒指導部会を経て、企画書を作成し、起案して校長先生からの決裁をいただき、生徒会執行部公式インスタグラムが2月に開設されました。運用責任者は生徒会副会長で、プロフィール欄に学校HPや質問箱へのリンクを掲載し、SNSによる広い意見回収が可能となりました。DMからは70件以上の意見や質問が生徒から寄せられ、生徒の意見を先生方に提案したり、学校の現状を答えています。広報活動では、1週間に2人ずつ係を割り当て、週に2回以上の更新を行っています。普段生徒会執行部以外は目にすることのない定例会の様子をインスタグラムで公開することを始めました。定例会で何について生徒会執行部が会議をしているかを投稿することでブラックボックス化しやすい生徒会活動をオープンにできたことは、生徒会活動に興味関心をもってもらう上で大きな役割を果たしました。また、広報活動の結果、日本全国の生徒会執行部や生徒会役員、生徒会団体とつながることができ、各学校と情報交換をすることもできるようになりました。反響としては、熊本農業高校の生徒・職員だけでなく農業関係の方や大学の教授、他校の生徒会から「フォロー」や「いいね」をもらうことができ、他校の生徒会からDMで生徒会活動やSNSの運用方法について相談を受けるようになりました。この反響が生徒会執行部の活動のやる気につながっています。

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