生徒募集

熊本農業高校は入試における定員割れ寸前の危機になっているため、中学生向けの生徒募集を行わなければならないという課題がありました。タイミング良く生徒会副会長からの提案で、生徒からの広い意見収集を目的で公式SNSを検討していました。そこで、生徒への聞き取りを行い、熊本農業高校生はSNSでInstagramとTikTokを利用していることが多いことが分かりました。TikTokとInstagramを比較し、学校生活や生徒会活動の発信にはInstagramの方が適していると考え、生徒会顧問に相談し、管理職や学校の広報担当職員などに相談し、SNS運用に関わる規約を作成して学校側に承認され、生徒会公式のアカウントを作成しました。意見回収とともに生徒募集を目的としたインスタグラムでの広報活動を行うようになりました。しかし、中々中学生に投稿が届いていないという現状がありました。そこで、定例会で「中学生にインスタグラムの投稿を届けるためにはどうしたらよいか」を生徒会執行部で話し合いました。結果、「インスタグラムのQRコードがついた中学生向けの生徒会新聞特別号を作成して中学校に配布する」、「中学校訪問に生徒会執行部のメンバーがついていき、インスタグラムの紹介をする」という案がでました。生徒募集担当の先生に相談にいき、「コロナ関係で生徒会執行部による中学校訪問は難しいが、生徒会新聞の配布はできる」ということになり、インスタグラムのQRコードがついた生徒会新聞特別号を作成しました。作成した生徒会新聞特別号は、先生方が各中学校へ訪問され配布していただきました。夏休みにある中学生向けの進学相談会や体験入学でも配布を考えています。

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