コロナウイルス対策について

令和2年度から新型コロナウイルスによる学校生活への影響がとても大きくなった。そこで、感染予防対策として何ができるかを生徒会執行部で話し合い、行動に移した。1つめは、放送による呼びかけである。令和2年度の臨時休校期間中の4月、始業式が行われた際に、生徒会長が自ら全校生徒と教師に向けて、メッセージを送った。「命を学ぶ熊本農業高校生だからこそ、全校生徒に行い、命を守る行動を他の高校生示す責任がある」と、不要な外出の自粛の感染に対する危機感をもつことを呼びかけた。また、学校や教師へ「私達生徒の中には、多くの不安や心配を抱えている生徒がいることを忘れないでください。交通機関を使うことをためらっている生徒がいることを知っておいてください。」と呼びかけた。学校再開後は、生徒会執行部で順番を決めて、毎日昼休みに手洗い、消毒、換気を呼びかける放送を行った。2学期以降は、保健委員会に引き継がれ、現在も放送が行われている。2つめは、教室での換気役になることである。教室の換気は教師が主導して行っており、生徒自ら換気をすることは少なかった。昨年12月に新生徒会執行部が選出され。この新生徒会執行部は各クラスに最低1名ずつは生徒会執行部がいるため、休み時間に換気する役になってはどうかという意見が出され、採用された。各教室の換気が徹底されることになった。3つめは、生徒昇降口にアルコール消毒液の設置です。令和3年1月生徒会執行部に入って初めに行った定例会でコロナウイルスの感染症対策についての議題があり、私は生徒昇降口にアルコール消毒の設置を提案しました。昇降口は生徒が必ず通る場所でアルコールの設置場所として最適だと考えたからです。しかし、設置しておくだけでは盗難や悪戯の危険や消毒を行わない人がいる可能性があるのではないかという問題点があがりました。生徒会執行部で話し合い、アルコール消毒のボトルにラミネートした張り紙をしたら良いのではないかという意見を提案しました。その後、提案した意見を実現するため、保健室の先生方と打ち合わせを重ね、アルコール消毒の設置が実現しました。自分の考案したものが実現することがこんなにもうれしくなるものだと実感した瞬間でした。

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