【開催レポート】ルミチャー  quality education SDGs ♯4

日々当たり前のように受けている教育。これについて考えてみたことはありますか?

 

新型コロナウイルスによる影響で、当たり前の日常が失われつつあります。

 

そんな時、たとえ休校でも課題はありますよね?

 

もう、嫌になるくらいたくさん。

 

多くの学生の皆さんは課題に追われる日々を過ごしてらっしゃるのでは??  でも、そんな日々が当たり前でない人ももちろん世界にはたくさんいます。

 

そして、当たり前に受けている教育。皆さんの学校には宿題や、制服がある学校も多いでしょう。英語の授業もあるでしょう。 

 

ちょっと待った。

 

それって、ほんとうに教育をよくしているのかな?それがあったらbetter なの?今まで何の疑問ももたずにやってきたけど、これはeffectiveなの?

 

そして、教育を満足に受けられない人の現状はどうなっているんだろうか。私たちに何ができるだろうか。そんなことについて、中高生たちが英語で話し合ってみました。海外から参加してくださった方もいました!ありがとうございました!(ニュージーランド、アメリカ、シンガポール)


【団体紹介】

私たちルミチャーは、学生にSDGsなどの国際問題についてディスカッションできる場を設けている学生団体で、運営は全員が中高生です。ディスカッション以外にも、現在は発展途上国など教育が行き届いていない国にzoomでビデオを撮って送るプロジェクトなども行っています。今まで2回イベントを開き、それぞれ貧困と飢餓、 9月入学の是非について話し合いました。全3回とも、30人から40人の方にお集まりいただきました。

【今回の概要】

 

英語でディスカッション!

 

ルミチャーの運営には留学経験者や海外に在住しているメンバーもいるため、皆英語でディスカッションすることに意欲的でした。初回のテーマとして、教育を選んでみました!当たり前のように私たちが受けている教育ですが、これについてあまり深く話し合ったことはありませんでした。

 

意見のシェア

 

また、それについて話し合った後、全体で意見をシェアするのではなく、みんなが話せるよう、違うグループの人から編成される第2グループを作り、そこで全員に自分のグループで話し合ったことをシェアしてもらいました。

 

6つのトピック

 

今回たくさんの方がご参加くださったため、英語ができる人もそうでない人も全員が楽しめるように、教育の平等(quality education)の中でも6つのトピックをあらかじめ決めました。


A: How to bring quality education in developing countries?  
B: Do school uniforms make school better?
C: What are the steps to start learning English? 
D: How to remove the educational disparity caused by poverty?
E: Is homework effective to achieve SDGs ♯4. 
F: What is the most ideal college admissions?

とはいえ、日本語でもディスカッションは難しいのに英語で話すのは難しい!日本語でさえ話すのに慣れていない人はみんなの前で話すのってけっこう緊張しちゃいますよね!それが英語ならなおさらです。

 

でもここで大切なのはその人の発音とか英語力じゃなくて何を伝えたいか。です!

 

【印象的だった意見の紹介】

 

宿題は誰のため?

 

いつも大量に送られてきている課題。これって誰のためでしょうか。多くの人が生徒のためだと思うかもしれません。でも、先生が生徒たちの理解度を測ったり、両親が何を学んでいるのか確認できたりもするんです。そう考えると宿題っていろいろな役割があったりします。

 

何から英語を学ぶ?

 

よく日本の英語教育はダメだとか言うけど、何歳くらいから、何から学べばいいのでしょうか?それを問いかけたときに出てきたのはダントツで洋楽と洋画でした。意味を理解したい、字幕なしで見たい、という気持ちがモチベに繋がるのかもしれないですね!日本の英語の文法は古文みたいだと言ってる人もいました。日本語を学ぶときに枕草子を習ってもわかんないですよね。やっぱり語学の勉強は好きなものと繋げるのが1番効くみたいです!


女子のズボン、男子のスカートはおかしい?

 

現在は性の多様性とも言われています。男子、女子、だけでは決められないんです。人の性別って。男らしさ、女らしさという言葉で自らのポテンシャルを狭める時代じゃないんです。もう。LGBTQという言葉を知っていますか?男子でもスカート履きたきゃ履けばいいし女子でもズボン履いたっていいんです。でも今ある現状として多くの学校は女子はスカート男子はズボンって決められてますよね。でも真冬にスカートとか普通に寒くないですか?そういうときズボン履きたくなりますよね。うん。

 

性の隔てなく制服を選べるべきなんです。

 

【参加者の感想】

 

・英語でSDGs(教育)について色々な方の意見を聞けてとても勉強になり、刺激を受けることができました。また、自分の英語のリスニング力やスピーキング力を改めて知れたのもすごくよかったです。

 

・I loved how everybody was free to talk. Like there was no awkwardness among the group.

 

・高校生のリアルな声を聞く事ができた(by社会人の方)

 

・It was the first time meeting most of the members in the group although the environment in here was very open, bright, so it was easier to start the discussion


・英語を話すのは大変でしたが、このような機会は今しかできないので良かったです。

 

・色々な人たちとディスカッションすることができ様々な視点から物事を考えられました。

 

また、全員から次のイベントも参加したいとの回答をいただけました!    

ありがとうございました!

 

文責:島萌絵

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