Magadipitaへの想い

 可愛いデザインに、まるで友達のように語りかけてくる文章。それに惹かれて私はMagadipitaの制作に携わることにした。しかし、Magadipitaの緩い雰囲気の裏側には強い拘りを持った熱いメンバーがいた。互いに意見をぶつけ合い、妥協を許さない。完成した1冊は最高である。

 最高の一冊のはずが、一度作り終えてしまえば、次々と反省点が浮かび上がってくる。それは、その1冊が駄作だからではない。妥協せず、最高を追求する過程で、自分たちの感覚やセンス、技術が磨かれていったからだ。作っている最中のそれと、制作後のそれとでは大きな差がある。

 だから、次に作るものは前よりもいいものになる。そして、拘り抜き、全力で作り続けることでしか成長できない。Magadipitaは成長の場である。