新シリーズ! 実際の国連ってどうなの? -国連の舞台裏- part5

国連児童基金(UNICEF)編
United Nations Children's Fund


こんにちは!
地方担当のまさです!!

夏本番を迎える今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

猛暑も重なり大きな影響が出ていますが、そんな時だからこそ、世界中の諸問題に取り組む国連について知る一助になればと思っています。

このコーナーは、国連に対する“お堅い”イメージを払拭しようと立ち上げられました。この記事を読んだ皆さんが、少しでも国連について興味を持ってくださると嬉しいです!

今回は、日本も無関係ではない、国連児童基金(UN ICE)について!

この名前を聞いて、どんなイメージがわきますか?

よく聞く気がする...
募金活動するところ...
日本名(国連児童基金)知らなかった...

大丈夫!この記事を読んだからには、あなたも事務局長だ!(なれなくても責任は負いません。。)

そっれでは早速見ていきましょう!




国連開発計画(UNDP)とは

 ユニセフ(UNICEF:国連児童基金)は、すべての子ども権利を守るために様々な活動をする組織です。世界のすべての子どもの命を守り、健やかな成長を支え明るい未来をつくるために、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、約190の国と地域で活動しています。

 保健栄養衛生教育暴力搾取からの保護、HIV/エイズ緊急支援、 アドボカシーなどの支援活動を実施し、その活動資金すべて個人や企業・団 体・各国政府からの募金や任意拠出金でまかなわれています。


国連児童基金は何をしているの?

 ユニセフ(UNICEF:国連児童基金)は、最も困難な立場にある子どもたちを支援するため、今まで成果をあげている事業をもとに、さらに改善が得られるよう、各国政府やパートナー団体とともに活動を行っています。

活動報告

5歳未満児の死亡数は1990年の1,260万人から2018年の530万人に減少しました。同時期に、5歳から14歳の間に死亡する子どもの数は170万人から90万人に減少しました。

また、2000年から2017年の間に、妊産婦死亡率は38%削減しました。

中央・南アジアは妊産婦の生存に関して最も大きな改善が見られた地域で、2000年以降、妊産婦死亡率は60%削減されました。

さらに、2000年以降、18億人が基本的飲み水の提供を受けられるようになりました。 UNICEF公式HPより

などなど、多岐にわたる分野で、世界中に必要な支援を行なっています。




世界中で続いた子どもの犠牲

世界中で紛争が激化する中、子どもたちが犠牲になり続けていると、ユニセフ(国連児童基金)は本日述べました。この10年で国連は、紛争下で暮らす子どもに対し、重大な権利の侵害が17万件以上あったことを確認しています。この数は、日ごとに換算すると1日45件以上に相当します。 UNICEF公式サイトより

1989年に子どもの権利条約が採択されて以来、紛争を経験している国の数は最も多くなっています。数十の暴力的な紛争によって子どもたちは命を落としたり大けがをしたり、ふるさとから逃れることを強いられています。

2018年、国連は、殺傷、性的暴力、誘拐、人道アクセスの拒否、徴兵や徴用、学校や病院への攻撃など、子どもに対する2万4,000件を超える重大な権利侵害を確認しました。監視と報告は強化されているものの、この数は2010年の2.5倍以上となっています。

2018年には、1万2,000人以上の子どもが死傷しました。その後も、地雷、迫撃砲、即席爆発装置、ロケット攻撃、クラスター爆弾、砲撃などの空爆と爆発性兵器は広く使われ、紛争下で多くの子どもたちが犠牲になっています。

子どもへの攻撃と暴力は、2019年も止むことはありませんでした。去年6月までに国連は、子どもに対する同様の権利侵害を1万件以上確認しましたが、実際の数字はそれよりもはるかに多いでしょう。

ユニセフ(UNICEF:国連児童基金)は、すべての紛争当事者に対し、国際法を遵守し、子どもへの暴力と学校、病院、給水施設を含む民間インフラを標的にすることを直ちに終わらせるよう要求し、また、紛争当事者に影響力を持つ国に対し、子どもたちを保護するためにその影響力を行使するよう呼びかけています。




いかがだったでしょうか。

ユニセフ(UNICEF:国連児童基金はすべての国で、パートナー団体と協力し、最も弱い立場に置かれた子どもに対し、保健栄養教育子どもの保護の取り組みを行っています。

私たちの普段意識していないところで、日々活動を続ける人がいるということを知ってもらえれば幸いです。

これを機に、世界の子供達について考え直してみてはいかがでしょうか?

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

それではまた来週!!