こんにちは。
前回は、「私を動かすもの」というテーマで、私があおいに入ったきっかけや活動に取り組み続ける理由についてお話させていただきました。
https://pando.life/ngoaoi/article/32331
私を動かすもの
今回のテーマは、「仲間と乗り越える苦労は楽しい。」です。
ところで皆さんは、学生団体と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
SNSやHPを見ると華々しくて、「なんだか楽しそう!」、「友達たくさんできそう!」、「活発な人が多そう!」と思われる方も多いかと思います。
もちろん楽しいし、友達もできるし、活発な人もいます。でも、実際は、楽しさと同じくらい大変さもあります。(それはきっと、どの団体さんも同じだと思います。)
そこで今日は、あまり語られていないであろう学生団体の裏側についてお話ししたいと思います。
"仲間と色んな苦労を乗り越えるからこそ、楽しい。"
この記事で、それが伝わると幸いです。
※これから書く内容は、あおいで実際に経験したことであり、必ずしもどの団体さんにも当てはまることだとは言えませんので、その点ご承知置きください。
それではさっそく、私たちが経験した苦労の一部と、それらを乗り越えた方法をご紹介したいと思います。
その①メンバーが来ない
その②仕事量が偏る
その③テスト期間・長期休みの団体離れ
その①メンバーが来ない
団体に何十人もいれば、ミーティングに来ない人もいると思います。そしてこれ、実際の経験者が私です...笑。(実は、1年生のときはめったに顔を出さない幽霊部員でした。)
学生は団体の活動以外にも、勉強やバイトや遊びなど、実に様々なことをして生活しています。どれに高く優先順位をつけるかは人それぞれなので、それによって来ない人が出てくることは当然のことです。
これに対する解決策は、来ない人に対してこまめに連絡をとったり、あるいは来ることを催促したりと、さまざまな方法があるかと思います。
あおいもこれまでさまざまな方法をとってきました。
そして、私たちが最終的に辿り着いたのは団体への参加の仕方は自由でいいという共通認識でした。
私たちは、参加が強制されず、自由に参加の仕方を選ぶことができるというのが学生団体(サークル)の良さだと思っています。
その上で、一人一人が持つそれぞれの好奇心を発揮できる場であればいい。好奇心で団体に貢献できたら十分だと思いますし、それはとっても有難いことです。
団体は、なにも全員が100%の力で取り組む必要はない。副代表中村の言葉を借りれば、十人十色なのだと思います。
その②仕事量が偏る
そうは言っても、来る人と来ない人が決まっていたら、来る人ばかりに仕事量が偏るよ!と思うと思います。
確かにそうです。実際私も、(来る人はいたにも関わらず)勝手に自分の仕事量を増やして、勝手に自滅した経験が何度もあります。
やっぱり仕事は、団体の中心を担う人に集中しがちですよね。
そこで考えたのは、仕事をローテーションで回してみるという方法でした。
例えば私にとって、理事会ミーティングの進行をすることは気づかぬうちに負担となっていました。
けれど進行は、誰にでもできることだと気がついた。
そこで進行をローテーションで回してみると、すごく気が楽になりました。そして、みんな進行がめちゃくちゃ上手だ!ということを発見したのです。
これは、自分だけで仕事を溜めていたら絶対に気づかないことでした。手放してから気づくことはとても大きいなぁと思った出来事でした。
また、仕事量が多いなと感じたときは、「本当にこの仕事は重要か?」と立ち止まって考えてみることも大切だと思います。
案外、大変だ大変だと言ってやっている仕事は、そんなに重要ではなかったりします。そんな時は、その仕事は思い切って捨てて、本当に重要な仕事だけに絞るのも良いかと思います。
その③テスト期間・長期休みの団体離れ
先述の通り、私たちは団体だけで生活しているわけではなく、学生にはテストもあれば長期休みもあります。
この期間は、団体の活動がしたくてもなかなかできない、ピンチな時期です。
そしてミーティングに来る人はどんどん減っていく。
テスト期間はテストに集中するとして、問題は、長期休みです。
皆さんの団体は、どのような工夫をされていますか?(まだまだ試行錯誤中なので、ぜひ色んな団体さんのご意見お伺いしたいです...!)
私たちの場合は、お楽しみを設けるようにしています。例えば、BBQや合宿など。みんなが長期休みでも来たいな!と思えるような企画をするように心掛けています。
そして、お楽しみの前に勉強を兼ねることもあります。
大学生の長期休みは長いので、ぜひ色んな工夫をしていきたいと思っています。
以上が、私たちが経験した苦労とそれらを乗り越えた方法です。
苦労は、一人で抱えていたら大変だったけれど、みんなでで知恵を持ち寄り支え合ったからこそ、乗り越える方法を見出すことができました。
学生団体は楽しいことばかりじゃない。
だけど、
仲間と色んな苦労を乗り越えるからこそ、楽しい。
そのことが、少しでも伝われば幸いです。
長くなりましたが、ここまでご覧いただきありがとうございます。引き続き、ほかのチームメンバーの記事もご覧いただけると幸いです。