日本とヨーロッパの決定的な違いって何?? その①

こんにちは、VENT ARRIÈREの中田です。
今回は、私がフランスへ語学研修へ行った際、日本と違いを感じた時のことを話したいと思います。

今回、お話しするのは日本人とヨーロッパ人の空間表現の違いについてです。

こちらに二枚の写真があります。これは、ヨーロッパと日本でのお店の内装の写真です。
一枚目がヨーロッパのカフェの中の写真で、二枚目が日本のカフェの中の写真です。

ここに日本ではない違いを私は感じました。
それは、店内の空間の装飾です。

フランスのカフェへ行った際、なにか落ち着けないような空間だと感じました。

日本では物を置く・飾る時、モノとモノのバランス・間をあける大きさの違う絵を何点か飾るといったバランスを好みます。
一方、フランスやヨーロッパでは空白をなるべく埋めるようにするそうです。
それも色・大きさ関係なしに埋めれる空間はすべて埋め尽くすといったように

日本でこのような店があるとしたら、少なくとも私は落ち着くことのできない店として認識すると思います。

調べてみると、これにはちゃんとした理由がありました。

  1. ヨーロッパ人は装飾が何もない壁は圧迫されているようで怖いと感じるから
  2. 何もない壁は貧しさの象徴と感じるから

確かに、私がルーブル美術館へ行った際、周りには壁一面絵画が飾っていました。いくら美術館とはいえ、日本の美術館とは全くもって違う装飾だったと思います。今思うとあの装飾の仕方にも理由があったのだと窺えます。

私たちが計画している、異文化カフェでもこういった異文化を双方に紹介・理解できたらと考えています。


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