台湾の国歌

皆さんこんにちは
今週の一週間テーマは「国歌」です。
私は、台湾の国歌について調べてみました。

理由
・台湾は国連に加盟していないためオリンピックでは台湾の国旗や国歌が表舞台には出ません。したがって、国歌に込められた歌詞の意味を知ることで歴史を学べると考えたからです。
・台湾人の知り合いがいるので調べてみようと思いました。



台湾の国歌(中国語)
三民主義,吾黨所宗,
以建民國,以進大同,
咨爾多士,為民前鋒,
夙夜匪懈,主義是從,
矢勤矢勇,必信必忠,
一心一德,貫徹始終.

 
歌詞の日本語訳
三民主義は、我が党(全ての国民)の指針。
これで民国を建設し、これで大同(=世界平和)に進む。
ああ、あなた方多くの人々は、民の為の模範となって、
朝から夜まで怠けることなく、(三民)主義に従おう。
勤勉であれ、勇敢であれ。必ず信じ必ず忠実であれ。
心と美徳を一つにして、最後まで(三民主義を)貫徹しよう。 


三民主義って何??
三民主義とは中華民国で歌われている国歌のことを指します。
日本にも君が代を嫌う人がいるように、台湾にもこの三民主義が嫌いな人が大勢います。

そもそも、三民主義というのは中国を代表する国歌だったわけで、台湾の歴史とあんまり関係ないと言われています。この三民主義が台湾において国歌として歌われる様になったのは戦後、国民党が台湾にやって来てからのことです。

なんで嫌う人がいるのか??
多くの人が批判している部分は、この「吾黨所宗」「我が党」という部分。
批判する理由は簡単で国歌の歌詞に「党」って言葉が出てくるのはおかしいよって事なんです。昔は国民党の一党独裁だったので、中華民国=国民党、国歌の中に「我が党」という文字が出てきても、不思議じゃなかったわけです。

しかし、台湾は民主国家になり、1つの党が国を私物化できる時代ではありません。ちょっと、時代にそぐわないんじゃないのと言う人も多いです。


このように、台湾の国歌について書きましたが、私たち日本人は台湾との関係についてもっと知るべきだと思いました。親日国の一つでもある台湾の歴史には長い年月の日本とのかかわりがあったことを知りました。
是非皆さんも、調べてみてください!!
ありがとうございました。

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