皆さんこんばんは
今週は、日本にある宗教行事ということで「阿波踊り」について書きたいと思います。
というのも、私の祖母は四国の徳島に住んでおり小さいころから阿波踊りを見てきました。
しかし、実際に阿波踊りがどのようなものなのか知らなかったのでこれを機に知識を付ければと思います。
皆さん見たことがあるのではないでしょうか?
これが、阿波踊りの写真です。
阿波踊りは徳島県発祥のお祭りで踊ります。踊り子は10万人ほどが徳島の街を踊ります。
日本三大祭りの一つにも数えられるほどとても伝統ある祭りの一つです。実際に、期間中であれば市内以外でもその地域のスーパーでも見ることが出来ます。
阿波踊りの歴史
阿波踊りの始まりは約400年前に遡り、その起源はおもに3つの説が有力とされている。
ひとつめは、徳島藩の武将が徳島城の城主となった際に、城下の町民が踊ったことを始まりとする「徳島城築城起源説」。ふたつめは盆踊りを起源とする「盆踊り起源説」、そして最後は能楽の元とされる「風流踊り」を起源とする「風流踊り起源説」です。
そのほかにも、悪霊を払うために念仏を唱える際に踊る「念仏踊り」と、先祖の霊を供養するために踊る「精霊踊り」も影響を与えたとされています。
いずれの説の場合も、民衆とともに阿波踊りは生まれ、民衆の生活や文化とともに発展していった点が共通している。大正時代末期から昭和時代まで、ラジオやポスターなどを通して徳島県外へ紹介され、全国へ認知されるようになった。第二次世界大戦により一時期活動が自粛されるが、戦後は復興の象徴として阿波踊りを踊る人が急増し、全国へと阿波踊りの文化が広がっていきました。
男踊りと女踊り
阿波踊りを踊る団体・グループのことを「連」と言います。連には、地域住民などで構成された一般連や阿波踊り振興協会などの団体に加盟する有名連、学生で構成される学生連、企業で結成した企業連など、大小さまざまな連があります。阿波踊りの醍醐味のひとつは、各連の演舞や衣装、演奏を楽しめることです。
男踊り
浴衣か法被(はっぴ)を着て、足袋を履いて踊る。自由に大きく踊るダイナミックな動きが特徴で、基本的には素手で踊るが、時には団扇や提灯を持って踊ることもある。
女踊り
浴衣を着て編み笠を被り、下駄を履いて踊る。上品にしなやかな動きが特徴で、すり足で前進をしていく。
この2つの踊りのほかに、連に子どもが所属している場合は、法被を着て元気よく踊る子ども踊りを踊る場合もあります。
阿波踊りに使われる楽器
阿波踊り特有の二拍子リズムを奏でるのが、鳴り物と呼ばれる楽器隊です。お祭りでは、この鳴り物の生演奏を聴くことができることが阿波踊りの魅力のひとつとなっている。鳴り物として使用される楽器には、おもに以下のものがあります。
・鉦(かね)
「チリンチリン」というよく響く高い音が特徴。演舞の踊り始めの時や、テンポアップする際の合図などを行い、演舞をリードする楽器となっている。連の中では、連長など阿波踊り熟練者が担当することが多い。
・笛(ふえ)
日本の伝統的な横笛の「篠笛」が多く用いられる。情緒を感じる旋律を奏で、澄んだ音が特徴の楽器。
・三味線(しゃみせん)
笛と同じメロディ楽器で、歯切れの良い音を奏でる。
・大太鼓(おおだいこ)
「ドンドン」と響く大きな豪快な音が特徴で、阿波踊りの躍動感やダイナミックさを演出する役割を担っている。
・締太鼓(しめだいこ)
大太鼓と比べて小ぶりな太鼓で、軽快な音を奏でる。大太鼓と揃って演奏されることが多い。
・鼓(つづみ)
お囃子のアクセントとなる音色を奏でる楽器。鼓で「合いの手」を入れることで、演奏を引き締める効果があります。
このように様々な楽器と掛け声で見ている人も楽しませることのできる阿波踊りは、民衆にとって、かけがえのないものとして歴史は続いています。
今では徳島県以外にも東京で阿波踊りを行われており、日本各国で人気が出ています。
皆さんも一度見て楽しんでほしいと思います。
最後に動画をのせるので気になる人はぜひ見てください!
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