節分

皆さんこんにちは先週の一週間テーマを書くのを忘れていたので書きたいと思います。

日本文化ということでもうすぐ2月2日節分なので、節分について書きます。

「節分」
皆さんはこの言葉を聞いて何を思い浮かべますか?
・鬼
・豆まき
・節分の日
などいろいろとイメージすることが出来ると思います。私も、小学生の時は家の近くの神社に節分の日は行き、そこで豆まきが行われるので友達と一緒に行ったのを覚えています。

その当時は節分は豆まきがあるとくらいしか認識していませんでした。
では、そもそも節分とは何なのか?

節分とは?
鬼を追い払って新年を迎える立春の行事のことです。
立春の日にちはその年によって違うそうで必ずしも2月3日というわけではないそうです。当時の節分というのは、今でいう大晦日的な感覚だったそうです。

また、鬼を払うという行事は「おにやらい」(追儺)という宮廷の行事が発祥だそうです。
殿上人(てんじょうびと)と呼ばれる身分の高い貴族が、桃の弓、葦の矢を持ち、鬼に扮した家来たちを追いかけて逃走させるというものでした。

このおにやらいは、宮中ではだんだん廃れていき、お寺が形を変えて民衆に浸透していきました。

豆をまく理由
・豆は「魔を滅する=マメ」に通じ、語呂がいいから
・中国の医書 「神農本草経」に、「豆は鬼毒を消して痛みを止める」とあるため
・五穀(米、麦、アワ、キビ、豆)の中では一番、投げつけると痛いから
 


豆まきには「鬼を打ち払う」意味と、「豆を投げ与えて恵み、静まってもらう」という、2つの意味が込められています。
五穀には霊力があり、まいた場所は清められ、聖域になるという考えです。だからこそ、「福は内」では室内にも向かって投げるし、拾って食べることができます。

 今年の方角は?
2021年の節分は、2月2日(火)。方角(恵方)は、「南南東やや南」です。
36年間「節分=2月3日」が続いていたのですが、37年ぶりに変動します。

現代は国立天文台の観測によって「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としています。立春が動けば、節分も変動します。
2021年の立春の瞬間は、2月3日23時59分です。

ちなみに節分に食べるものといえば、恵方巻がありますよね?
そのほかにも、節分で食べるものがあり節分いわし・落花生・節分そばがあるそうです。

皆さんも日本文化について誰かに説明ができるように勉強してみてはどうですか??

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