「働きアリの法則」ご存知ですか?この法則は、アリの集団を3タイプに分けたとき、働きアリが全体の2割、普通のアリが6割、働かないアリが2割に分けられる法則のことです。そしてこれをサークルに当てはめ、自分の分類を考えた時、確実に私は《働かないアリ》に分類されると思います。
AA研の会員は、みんなしっかりとした自分の意見を持ち、発言をし、仕事をこなすなど、とにかく意欲とやる気と積極性に満ち溢れており、いつもサークルに貢献しています。しかし私ときたら、ついつい周りに甘えてしまい、積極性を持って行動することができません。そう、立派な《働かないアリ》なのです。
そんな私ですが、兼部している部活では、なんと《働きアリ》に変貌するのです。なぜなら、同期が全員、自分と似たようなタイプが集まってしまったからです。これは働きアリの法則にも言えるのですが、働きアリを集めたとしても、その中から働かないアリが出てきますし、逆に働かないアリを集めると、その中から働きアリが出てくる。という法則に当てはまっているのです。
そして自分が《働きアリ》になった時にはいつも、「どうして自分ばっかなんだろう?手伝ってよ」という感情が沸々と湧き出てきますし、協調生のなさに腹が立ち、同時に虚しささえ覚えます。
《働きアリ》と《働かないアリ》どちらの立場にも立つからこそ、どちらの気持ちも理解できますし、客観的に見ることができます。だからこそ思うのですが、《働かないアリ》は損でしかないです。己が甘ったれていくのもわかりますし、周りを不快にします。そして気付いた頃には、きっと誰もいなくなり、ただ無能な《働かないアリ》だけが残るのでしょう。
だから私は、《働かないアリ》から脱却したいです。このサークルは《働きアリ》ばかりで、追いつくのは中々大変なのです。ですが、引退するまでには立派な《働きアリ》になり、サークルに貢献していきたいと考えています。
最後に。会員のみんな、いつも頼ってばっかでごめんなさい。そしてありがとう。