カンシャの気持ちと教師のショシン

パラセンのつぶやき


今月は、学生指導に関係する対外的な仕事が多いです。
そんな中で、卒業生との再会や連絡も多く、体も心も大忙しです。


昨日のTSBの授業では、「先生のコトをもっと知ってみたい」ってリアペに書いていた方がいました。
そんな中、ちょっと気づきが多い数週間でしたし・・・、
今日は、珍しく近年稀にみる「何も考えない」つぶやきをしてみます。


まずは、いろんな人にありがとう。

今まで出会ってくれたすべての人に、そう思います。


教師をしている理由、最近はそれを深く考えない日がほとんどでしたが、
今週の千葉こどもの授業をやっていて、我に返った瞬間がありました。
今週会いに来てくれた7年前と3年前、去年の卒業生と話して、我に返った瞬間がありました。


忙殺されているが故に見失った本質。

学生のリアクションペーパーで気づいたんです。

「人の成長を身近で見たいから先生になりたい。」
「今まで助けてくれた先生のようになりたいから先生になりたい。」
「人が幸せになる瞬間を共有できるから先生になりたい。」
っていう、先生を目指す学生の声を読んで、
「これだ!」って思いました。


卒業生が話す思い出話で気づいたんです。

「先生、派手にやってる授業だったから、楽しかった。」
「一生先生は先生だし、俺は一生教え子だから。」
「見て、これ、卒業式に先生と撮った写真。」
「本質をみろって、恩師が言ってました!」
いろんな思い出話を聞いて、
「これだ!」っって思いました。

忘れてはいけない、初心。

「手間をかける指導」「心を通わせる教師」


先週末は、介護で岩手に帰り、小学校の卒業文集を見つけました。
そこに私は、「学びの楽しさを教えてくれた先生がいたから、先生になりたい。」と書いていました。
そして、その時に思い出したのは、岩手日報の「東京発、再会いわて」に取材されたときのこと。
この取材でも「いわてに帰って先生をすることが夢の一つ」みたいなことを応えたのを思い出しました。
そこから思い出に浸り、出会った先生の顔を思い浮かべている自分がいます。
子どものころに出逢った先生も、昔の上司も、講師のマネジメントにまわったくれたベテラン教員も、
教師とやらは、どんな時でも自分に正面から向き合ってくれる人がほとんどだった。
本当に助けられたと思っっているし、恩返しは、同じような想いを持つ先生をやるってことか、って思った記憶も蘇ってきました。

だから、いま、教師やってんのか!!


帰省時に、同級生や後輩に会いました。20年ぶりくらいの偶然の再開もありました。
認知症の祖母にも会いました。
帰宅すると妻もいます。
仕事に戻れば教え子も、応援してくれる企業もいます。
他にもなんか、
居酒屋やコンビニの店員も、助言をくれる先生も、
いっぱいいます。

そうしたエピソードとリアペや会話を重ねると、
「私は、学生が苦しみを乗り越えて笑顔になって、自身を持って過ごしていく姿に喜びを感じるから教師をしているのだ」
と、実感しました。

いろんな人へのありがとうを込めながら、
「みんなも幸せ、自分も幸せ」「みんなにやさしく、自分にも優しく」を願って、
それを実現するために「社会福祉」「キャリアデザイン」「メンタルヘルス」を教えているのでしょう。

いろいろな失敗も後悔もあるけれど、
それでもこの仕事を一番に思っているのは、
生きがいや働き甲斐、みんなの支えがあるからなのだろうな。


情だけで仕事をしない。
知識と技術で勝負だと気負いしているところもあったけど、
やっぱり「教育は人なり、福祉は人なり」ですね。

そこを隠したり、忘れたりしないようにいたい。
時代の流れもあるから悩むけど、思いやり、愛情持って、
人情あふれる先生でいましょうか。


たまには、吐き出してみた教師の本音です。


雨ニモマケズでも読んで、
踏ん張ってみるか!!

明日やろうは、馬鹿野郎!!
今からも全力で生きる!!


みんなで笑顔になろう!!


長文、乱文ごめんなさい・・・


あと、教材作成、教え子自慢、
記事はたくさん書きたいのだけど、ゆとりがなくてごめんなさい。
お待ちいただいている受講生のみなさん、今しばらくお待ちを。

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