【つぶやき】国試合格の近道は、学びを楽しいと感じること!!-教え子から結果の報告を受けて-

1/14(金)の出来事

やたら嬉しいことがつづき、少々怖いですが、、、
再会記事のあとには、保育士試験対策の教え子から嬉しい連絡がきました。

わたしが受け持つ科目は、受験者から苦手意識を持たれやすい科目です。
不合格を繰り返す受験者が多く、再受講として出会う生徒も少なくありません。
そのうちの二人から、今日連絡が入っていました。


1.保育士登録証が届きました!連絡
昨年の前期試験を受験した生徒から、登録証つきのメールが届きました。
この生徒は、不合格科目の再受講回で出会い、再受験科目を一つずつ合格していきました。
ハラハラドキドキ者タイプでしたが、今でも忘れない出来事をもっています。
不合格科目が減り、前期試験で残りの科目の受験する直前に、私の授業での再受講を希望してくれた、その時の一言。
「この科目も先生の授業受けてみて、受かるように願います。」へらへらー
嬉しい言葉に聞こえますが、完全に願掛け受講です。笑
とはいえ、ただただ本人の努力で導いた合格な訳ですが、動機付けと結果で大切なことは、学びが楽しいと思えることと、学び続けようとする姿勢です。
彼女は、残念ながら事情によって保育士試験受験前に現場を離れましたが、勉強したことを生かして、またいつか現場に戻りたいと言ってくれています。
学ぶ意味、学んだ事柄、専門職としての価値が見出せたとき、心から苦手な科目について苦手意識を持っていた意味を知り、それこそが科目理解のポイントだと気づいたのでしょう。
登録が済んだのだから、いつか必ず、同じフィールドで働こう!
そして、子どもにも保護者にも同僚にも社会にも、学ぶ楽しさを伝えてけたら嬉しいものです。
無邪気に学んでいた姿は、受講生の模範です!!


2.保育士国家試験合格通知が届きました!連絡
この連絡も、再受講対象で出会った生徒です。
彼は、素直でまっすぐで積極的な受講の仕方でした。
出会ってからリベンジ回までオンライン受講でしたが、わたしの授業の最終講に突然登校してきました。手紙を届けにきてくれたのです。
その時のひとこと。
「オンラインと対面の圧が変わらなくて、楽しかったです。」
これまた、学習内容の話ではなく関わり方についての発言でした。笑
授業内容よりキャラが先行してしまうということはわかりました。笑
それはよいとして、1の生徒と同様に学び(体験)を楽しいと思えることは、大きな成長につながります。
失敗続きだったとしても、体験を通して新たな概念が構築され、
試していくうちに自分にしっくりくる行動が整っていきます。
そして、知識を活用する方法も体得していけます。
彼のクラスは、事柄に対する理解度が低い生徒が多かったことから、
社会保障と貧困対策の単元でお笑い芸人ZAZYの『絹江お婆ちゃん』を用いて説明をしたり、受講者の日常生活に例えた表現を多くした記憶があります。
彼は、そうした授業を通じて自分自身の過去をよく振り返っていましたから、
その作業が行動を変容させたポイントになっていると評価しています。
結果として、各単元を自分の事としてもこれから援助に当たる対象者のこととしても捉えることが出来るようになった瞬間に独習方法が変化していき、
見事に合格へとつながったと思われます。
こうした経験は、自分自身の成功体験に繋がり、自己肯定感を高め、自分のいきいきさをもたらしてくれます。
ぜひ、学習体験から得たことを自分のチカラとして、専門職としての一歩を踏み出してほしいものです。
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最後に、国家試験の合格のみならず人間の生活においては、自分の生活を豊かにすることとして学ぶ姿勢がが大切ではないでしょうか。
今回の彼らの合格は、私が何かをしたわけではありません。私は、あくまでも考えるきっかけを提示しただけであって、それを基に学習を継続したのは生徒自身です。
勉強にしてもキャリアにしても、結局は、自分で自分のこととして切り拓いていくものなのでしょう。
だからこそわたしは、これからも「考える力」「興味関心を持つ力」=「当たり前を問う力」に焦点を当てて、授業を展開していきます。


二人とも、合格おめでとう!!
(他の受講者の合格報告も入っています!)
みなさん、いつかどこかで一緒に働いてみたいですね!!
現場は大変だけど、踏ん張って!!

【教員ブログ】パラセンのつぶやき
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