あなたが着ている服にはどんなストーリがあり、今あなたが着ているのでしょうか?
今回の記事では、そんなことを考えさせてくれるきっかけとなったNELD×東京都立国際高等学校の学生さんのワークショップの経験を書いていきます!!
NELD
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ワークショップではただ使わなくなった服をリメイクし、エコバックにするだけだと思っていた。しかしそんなワークショップは高校生のプレゼンから始まった。
プレゼンを聞いた感想を一言で表すと、「すごい」の一言に尽きる。彼女達の話す内容や姿から想いが直接伝わってきた。私が高校生の時は、ただサッカーを無我夢中でしていた。英語をひたすら勉強していた。やりたいことに一生懸命取り組んでいただけだった。決して自分の中でも後悔はないが、当時の自分とはあまりにも違いすぎた。
なぜそのように感じたのだろうか。彼女達は、ただ自分達がこれをやりたいと言う理由で今回のワークショップを開催したのではなく、ある問題を解決すべくため、何が自分達にできるかを考え、開催したからだろう。
ではどんな問題があるのだろうか。
それはファストファッションが与える環境問題についてであった。(2分程度の動画なのでぜひ見て欲しい。)またこの動画以外にも三つ紹介したい。
- 私たちがファッション業界をキレイにする方法
- The Price of Free
- The True Cost
またこの問題点だけでなく、つい先日柳生会長がウイグル問題に対してコメントしなかったことで、話題にもなった労働問題にも触れていた。
そこには労働環境や強制労働など多くの問題が現在でも多く残っている。約2億人の子どもが児童労働者として働いている事実や労働を強制させられている人も大勢いる。
私たちが服を買う時や捨てる時はこれらの問題があることを理解し、自分の服がこのように作られているかもしれないということを考えて判断すべきだろう。
ではこれらを踏まえて、私たちには何ができるのだろうか?
彼女達、高校生が提示していたのは主に2点である。
- 現状を知ること
- 長く使うこと
現状を知ること
先程紹介したビデオを複数見ることで、何が起きているのか、どう言う問題があるのかを理解することができる。理解することで、今後自分自身の行動が変わるきっかけにもつながるのではないだろうか。
長く使うこと
一つの服を長く着ることだけでなく、本日参加したワークショップのように着なくなった服をエコバックにリサイクルするなどできるだけ再利用すること。捨ててしまうとそこにもCO2が発生してしまうので、長く使えるように工夫することも大切である。
そして個人的にもう一つ私たちにできることがあるのではないかと感じた。
それは伝えることである。
高校生達が私に伝えてくれたように、私達もこの問題に向き合い、どう伝えるのかを考えるべきだろう。今回このPandoに書き記すことは私にとって不特定多数の人に伝えることができる。またPandoに残さなくても、この問題に対して、自分が誰かに伝えられることがあるだろう、例え少人数だろうとも。一人でも多くの人が学び、伝えることで少しずつこの問題がより認知され、長く一つの服を使って欲しいと感じたワークショップであった。
林さん
素敵なイベントじゃないっすか。これ、もっと多くの方に伝えないとですね。こういうイベントってどこで開催を知るんですか??ちょっとそこらへん話しましょう。
素敵なイベントと素晴らしい想いを持った高校生に刺激をもらいました!!