こんにちは!毛利康聖です!
記念すべきNO.20の問題。解説していきたいと思います!
先週投稿された問題ですが実は様々な突破口がありました。「小学生でも解ける問題」を今回は意識し、つくらせていただきました。得て欲しかった知識と共に突破口の1つをここで紹介していきたいと思います。
「全体の平均速度から求める方法」
この問題で往路、復路の平均速度は出ています。そのため一見軽く見た人は簡単じゃないかと思ったのではないでしょうか?ここがひっかけPointなんです!
まず「ひっかけパターン」
往路:時速4万キロ 復路:6万キロ → 平均:5万キロ
これは典型的なひっかかりです!
ここで思い出してほしいのは小学校で習った有名な「みはじ」の関係(道のり、速さ、時間の関係)です。
「正しいパターン」
前提として速さ=距離÷時間。そして
時速4万キロ。つまり1時間あたり4万キロ進む。
時速6万キロ。つまり1時間あたり6万キロ進む。
一旦ここで片道距離を12万キロと置くと、
12万÷時間=4万より掛かった時間は3時間
12万÷時間=6万より掛かった時間は2時間
よって距離を12万キロと置くと計5時間かかることになる。そして往復距離は24万キロとなる。
そして「みはじ」の関係より24万÷5=4.8万となり、
平均時速は時速4.8万キロとなる。
一旦、なんらかの数字で置いて考えなければならないという意外と引っかかってしまう問題でした。
ここまで来れば距離も求められるでしょう!
平均時速4.8キロで100日→2400時間かけて往復したわけです。よって4.8万×2400=11520万となる。
最後の注意としては11520万キロは移動した地球を出て帰ってくるまでの総距離なので半分にして地球から火星までの距離は5760万キロとなります。
どうでしたか??内容としては小学生でも解ける問題だったと思います。ただ、意外と解けない問題でもあったのではないでしょうか?
実際には公転や自転によってこのように距離や速さを求めることはできませんがなかなかスケールの大きいロマンのある内容だったと思います!
ついでに、、実際に地球に火星が接近したときはこのくらいの距離らしいですよ〜
長々と書かせていただきました!
以上で解説を終わります!