オンライン試験

はじめまして。まるごしです。ブログを書くのは初めてで、何を書こうかとても迷っていました。(あれ、時間は...?)

ふと、7月末に行われた様々なオンライン試験について思い出したので、これについて書こうかと思います。

夏学期の試験は全てオンラインで行われました。科目名は伏せておきますが、僕の場合試験方式はだいたい次のように分かれました。中には下のうち複数を採用したものもあります。

1. レポートや発表で評価する。
2. オンラインでペーパーテスト(筆記試験)をする。
3. オンラインで、試験官と1対1で口頭試験をする。

1.は、オフラインで授業があった場合と変わらないと思います。インターネットも使って、自力であれこれ調べてレポートを作成します。レポートに関しては、先生によって制限時間や分量に大きな違いがありました。約1か月前から問題を提示してあるものもあれば、制限時間が36時間となっているものもありました。前者は高校時代にもありましたが、後者は斬新でした。朝に始まり、一度寝て(昼寝じゃないですよ!)、また解いて、夜までに答案を提出するというものでした。詳しくは知りませんが、もしオフラインだったら科挙試験のようになっていたのでしょうか。分量は、僕の場合はA4で1枚以内で収まるものから6枚までありました。やはりほとんどのレポートで、終盤に焦ってしまいましたね。

2.は、ある時刻に試験問題が見えて、そこから約1~2時間の制限時間で解いて、答案を送る、というものでした。これは「オンラインだな!」という感じですね。答案を解いている状況をZoomで配信するものもありました。不正対策のものですが、「こっちに目線をそらしてはいけない」だとか「画面と横顔と答案用紙が映るようにカメラを設置」だとか、慣れないルールがありましたね。他にも違いを列挙すると、
試験問題が画面に表示されているので、問題用紙に書き込みできない。
答案は(場合によっては制限時間内に)自分で送らないといけない。試験監督がいないといつの間にか時間が経っている、というパターンが考えられる。
家の一部を使うので、時間中に間違えて家族が入ったりしないか心配。
周りに「試験の雰囲気」がない。
などがありました。

3.は、理ロシ内では「タイムショック」と呼ばれていました。生徒からすると長くはないですが、先生からすると生徒の人数倍かかります。指定された時間にZoomに入室し、制限時間5分で12問答える必要があり、一度間違えたり飛ばしたりした問題に後戻りできない、解答中でも5分経ったら強制終了等、本物のタイムショックと共通する部分が多いです。あ、1問当たりの解答時間は決まっていませんけどね。もちろん一定の点数を超えないと振り回される、ということもありませんが、終わった直後の無念さのは共感できているかもしれません。しっかり勉強しなかった自分の責任?それは正しいかもしれません。試験内容ですが、口頭とはいえ本来筆記試験で答えていたような問題が出されました。ロシア語の回答も口頭なので、発音は正しくできていないといけませんね。

こんな感じです。特に2. 3.で技術面の心配はありましたが、不意のミスで不正行為になることはなかったと思います。個人的に嬉しかったのは、学校への移動時間がなかったことです。僕の場合往復で3時間弱かかりますから...

もう少しいろいろ考えたいですが、今回は終わります。