whoever!! whenever!!

宇宙就活では、毎年目標を決めます。そこで私が毎年挙げているのが、「どんな人でも職業として宇宙に関わることはできる」ことを参加者の皆さんに知ってもらいたい、ということです。


宇宙飛行士の山崎直子さんがあるインタビューで「残念なのは、小学生のうちは男女関係なく、目を輝かせて宇宙の話を聞いてくれるのに、中学、高校と上がるにつれ、理系科目への苦手意識から、宇宙や科学全体に対する興味まで失ってしまう女子が増えてしまうことです 」とおっしゃっていました。


私は機械系の学科なので、宇宙工学など、比較的宇宙を連想しやすいところにいると思います。しかし、機械や物理の人間だけが宇宙に関わっているわけではありません。例えば文系からJAXAに就職する人はたくさんいますし、最近では宇宙空間を利用した広告事業エンターテイメント事業などをやっている企業もあるのです。また、私は大学で天文部に入っているのですが、そこには子ども関係の学生もいます。その子になぜ天文部に入ったのか聞いてみたところ、保育園や幼稚園の先生になった時に、子供たちに宇宙のことを教えられる先生になりたくて入ったそうです。この子の職業としては保育士となりますが、教育者として宇宙に関わることもできるのです。

去年はコロナウイルスの影響で2月の本番イベントはできませんでしたが、企画として「宇宙の語り場」というイベントをやりました。その際に、ある会社の一員として、宇宙と各々が興味あることを掛け合わせて仮想のプロジェクトを作るということを、参加者の方々と一緒にやりました。例えば宇宙×旅行宇宙×音楽宇宙×食など、様々な分野を宇宙と結び付けて会社で行う仕事として成り立たせました。実際、宇宙関連のベンチャー企業やスタートアップ企業って結構あるんです!!既存の事業はもちろんのこと、自らのアイディアで新しいことを始めることもできる。仕事として宇宙に関わる方法は無限大なんです

「自分は理系じゃないし、宇宙は趣味でいいや」と思っている人に、この宇宙就活のイベントを通して、新たな発見をしたり自分の将来を考えるきっかけになってほしいという思いで活動しています。


また、私が宇宙に興味を持ち始めたのは高校に入ってからです。宇宙就活のメンバーや周りの宇宙好きの人って、子供のころから宇宙が好きで図鑑を読み漁って、、、、みたいな人が多いので、知識も全然ついていけないし、出遅れているな~という気持ちはありました。でもだからこそ、いつ好きになっても遅くないということを伝えたいです。今そんな私が宇宙関連業界への就職を目指しているように、期間や知識が浅くても関係ないです。本当に就職出来たらもっと伝わるんだろうな~笑


「宇宙業界っていいな~、でも自分は○○(理由)で無理かな~」って思っているすべての人へ、この文章やイベントを通して○○が解決することを願っています!!



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