【社会人になる前の今がチャンス】 ライフスキルで自分の成長を知ろう(前編)

『今、自分はどんな成長をしていたのか』知りたくありませんか?
 この記事を読んでいる方の多くは大学生だと思います。突然ですが、『生きる力』という言葉を知っていますか? これは文部科学省の教育方針として明示されているものですが、最近の教育方針では、Science(科学), Technology(技術), Engineering(工学) and Mathematics(数学)の教育分野が注目され、これらの頭文字をとったSTEM教育も盛んになっていますね。(ちなみに私たちはこれらスポーツSTEAMとしてスポーツを通してSTEAM教育することを目的としたスポーツプログラムなどを開発しています。)


自分の成長を測るヒントとなる『ライフスキル』
さて、皆さんがこれまで受けてこられた義務教育では、「生きる力」を養うことが、学習指導要領に記載される基本的な教育方針の考え方です。知っていましたか?これまではなかなか意識したり、知る機会もなかなかなかったですよね。
*「生きる力」とは、文部科学省の資料では「知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。」とあります。

 それともう一つ知っておいていただきたいのが、世界保健機関(WHO)が1994年各国の学校の教育課程に「ライフスキル」の修得を導入することを各国に提唱しています。「ライフスキル」とは、『日常のさまざまな問題や要求に対し、より建設的かつ効果的に対処するために必要な能力』としており、具体的な10個のスキルを挙げています。これらが意味することとは、これからの時代社会にでるのに本当に必要なのは、ただ知識を増やすような学びだけではないということです。

安心してください。今から急いで何かを学ぶ必要はありません。
 なんだか色々難しいことと思われるかもしれませんが、これらは学問として学ぶものではなく、これまでのあなたが行ってきた人とのコミュニケーションや様々な活動(部活やスポーツ活動)を通して、得意・不得意はあれど、すでに身に着けている能力です。
 そして現代社会で求められている人材として、そして目まぐるしい時代を生き抜くためにも、この「生きる力」や「ライフスキル」が身についていることがとても重要になってきていますので、まずは自己認識のヒントにしてください。
次回はこの「ライフスキル」についてより詳しい記事を掲載します!

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