メンバーに送る、STUDY FOR TWOの使い方

学生団体: 学生たちが共通の目的や関心を持ち、共同で活動するために結成される組織のこと。 -ChatGPTより
漠然とした期待を胸に始まった大学生活も、残るところ7か月となりました。いやあ、あっという間ですよ。ほんとに。いつの間にかもう、学生生活最後の夏休みを迎えています。

そんな僕の学生生活を彩ってくれている、学生団体「STUDY FOR TWO」の、おすすめしたい活用法を、みなさんにご紹介したいと思います。
この団体をどう”使ってきたか”
入学してから4年間、この団体でいろんな経験をしました。これまでのSFT LIFEを振り返った時に、どんな使い方をしてきたかまとめてみました。
学んだ知識、得た価値観を表現できる場所
学生生活、たくさんの学びがありました。自分の経験から、読んだ本の知識から、多くの価値観に触れることができました。

それらをいざ、行動に移し、誰か向けてアウトプットするという機会は、日常生活ではあまり恵まれていません。

​これまで学んできたことを、自分という人間の100%を表現できる環境が、STUDY FOR TWOにはあると思います。

​後述していますが、自分のためだけに自分を表現するわけではありません。自分をぶつけながら、解決できる課題がある。

団体内の​課題解決に向けて、自分の学びを使うことができる、というのが、ひとつめの使い方です。

団体内の課題解決と向き合うことで、自分と向き合える場所。
STUDY FOR TWO という団体には、まだまだ解決しなければいけない課題がたくさんあります。たくさんある、というよりも、メンバーが入れ替わることによって、課題があり続けるという表現のほうが正しいかもしれません。

​まずは、どんな課題に関心があるのか。どんな課題なら自分に解決できそうなのかを考えてみる。

​そして、その課題の解決が何につながって、それを通して自分がどうなりたいのかを考えてみる。

このようなプロセスにより、団体内の課題と自分自身を結びつけ、それが結果的に自分と向き合うことにつながる。

団体内の課題に向き合うことで、いつのまにか自己分析ができていた。というのが、ふたつめの使い方でした。

行くところまで行くと、自分の関心とか、好きとか嫌いとか、そういうものの先に、「自分に変えられる未来があるから」と思い、行動するようになることもありますが、まぁその辺はまた別で文章を書こうと思います。
社会を直視する
最後に、僕自身がこれからどうやってSTUDY FOR TWOという団体を使っていくかについて紹介して終わろうと思います。

みなさんは、大学生という期間で、どんなことをしたいですか?

​大学3年の夏になると周りの人が就活を始める。もしかしたらもっと早いかもしれない。入学してすぐに、将来を見据えながら行動しないと、自分の希望する進路や職種に辿り着くことはできない。

​大学生という貴重な時間は、いつからか、「会社に入るための準備期間」になりつつあります。

僕は、自分の大学生活を「会社にとって都合のいい人材」になるための時間にしたいとは思いません。就活を否定するつもりはありませんが、それだけが大学生活では無いと思っています。

​僕が大学生のうちにやりたいこと、そして、STUDY FOR TWOのメンバーに期待することは、表題の通り、社会を直視することです。

たいそうなことを書いてはいますが、僕も多分、ゆくゆくは企業で働くことになると思います。

会社に入ると、自分自身や、社会全体に目を向けるよりも、会社の規則や慣習に適応することが求められます。弊社が目指すものはこれだ!と言われたら、それを目指さなければなりません。

それはつまり、自分が直接、社会課題と向き合ったり、その解決に向けて自分にできることはなんなのか、考えたりする機会が格段に減るということです。

​会社で働くということは、自分の内面から来る関心ではなく、会社という外部から求められる責任と向き合うということです。(そのために給料を貰ってるので、当たり前っちゃ当たり前なんですが。)
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​この社会に、どんな課題があるのか、自分はどんなことに課題を感じて、何に関心があるのか、向き合い続ける。

社会を、自分の目で直視する​。これは大学生のうちにしかできないことだと思います。

就活を通して会社を知り、自分を知り、会社に行く。
社会と向き合うことで、自分を知り、社会に出る。

​両方とも、STUDY FOR TWOという団体で実践することができます。

​この団体を通して、ボランティアの意義、国際支援の価値、そこに自分が介在している事実と向き合い、社会に対して何ができるか考え続ける。僕は、STUDY FOR TWO という団体を、そんなふうに使っていきたいと思います。

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