僕たちは一人じゃない

こんにちは!筑波大学支部2年のつっぴーです。
いまは、筑波大学支部で支部長をやらせていただいています。

今回Pandoに記事を投稿するにあたって、ほかのSFTメンバーの記事を読ませていただきました。地区活や合宿、1on1などでお話する機会の多いメンバーでも「こんな想い・ビジョンを持っていたんだ!」と改めて発見することがたくさんあって、とっても面白かったです。みなさんも、ぜひメンバーの記事を読んでみてください!

想い・ビジョンを言語化するにあたって、自分にとってSFTとはどんな場所なんだろう?と考えてみました。
僕にとってSFTは、
一人ひとりは、とってもちっぽけな存在だけど、無力な存在ではない
ことを実感して実践できる場です。

すごく短く言えば、僕たちの活動は途上国の子どもたちへの教育支援です。といっても、それは「間接的」です。
僕たち自身が、直接教育を届けるわけでも、途上国に行くわけでもありません。
そのため、普段の活動では、「途上国の子どもたちのために活動している!」と実感することはとても難しいです。
そういう意味において、SFTの活動は「国際支援」・「ボランティア」に対する世間のイメージとは離れていると思います。
一見、これにはネガティブな印象を持つ方もいるかもしれません。

しかし、僕は「間接的」に「国際貢献」する・「ボランティア」をすることに大きな意味があると思います。なぜなら、僕たちは、大学生であろうとなかろうと、一人ひとりは小さな力しか持っていません。「途上国の子どもたちの現状」を知って、実際に現地に教育を届けるだけのスキル・能力・意欲を持っている人はごくわずかです。ですが、持っていない人が「持っていない」という理由だけで、行動を起こせない・起こさない理由にはならないと思います。

いきなり社会にインパクトを与えられるような、言い換えれば、「社会をガラッと変えたり」、「問題を解決できる」活動はほとんどないです。
一見、そう見えているものでも、実際はとても小さな活動の積み重ねであることが大半です。

この小さな活動をするときには、何か特別なスキル・アイデア・意識は必要ないと僕は思っています。小さな力しかない、だけど誰かと一緒に取り組むことで大きな力を作り上げられる可能性は誰もが持っています。

SFTの活動は、1冊の教科書を集めるところから始まります。その1冊が積もり積もって大きな結果を生みます。
SFTのメンバーは、「一人ひとりは、とってもちっぽけな存在」です。しかし無力ではない
のです。

僕にとって、SFTは「一人ひとりはとってもちっぽけな存在だけど、無力な存在ではない
と教えてくれる場です。
みなさんにとって、SFTはどのような場所ですか?

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