学ぶ環境〜その2〜

こんにちは。1つ前の投稿に続き、今回も学ぶ環境について感じたことを書きたいと思う。

この記事を読んでくださっている方々のバックグラウンドを知らないので一概に決めつけることはできないが、そこそこ裕福な人生を歩んできているのではないだろうか。少なくとも、義務教育は学校に通い、整った環境の中で、教員免許を持った先生たちに勉強を教えてきてもらったのではなかろうか。

​支援先の学校に訪れた当時、教室の暗さにすごく驚いた記憶がある。「勉強する時は目が悪くなるから電気付けなさい!」が口癖の私の母が見たらもっとびっくりしていたのではないかと思う。

教室に電気はないので窓から差し込む光を頼りにしていたけれども、それにしても暗い。勉強しようにも文字が見えない気もするし、それ以前に友だちの顔も見えないのではなかろうか。
​晴れた日中はなんとかなるのかもしれないけれど、曇りの日は?雨の日は?夕方は?
​インフラが整っていないラオスは、舗装されていない道も多く、学校が遠くて来るだけでも大変なのに、いざ学校に着いてもこの暗さで勉強する。私だったらすぐ嫌になってそうだ。


​先進国の学校のように全ての教室の天井に電気を取り付けるということは、すぐにはできないと思うが、曇りの日だけ机にランプを置くとか、夕方でも勉強したいと思う子がいたら使える灯りがあるとか、そんな選択肢があったらなと思う。そもそも改善措置としてランプを置こうと考えることが贅沢な思考なのかも知れないし、夕方前にはみんな家に帰って親の仕事の手伝いをするのかもしれないけれど。


少し話は変わるが、みなさんには将来の夢はあるだろうか。
​私は昔から夢はコロコロ変わるタイプだったが、その度にこれを勉強してみたい、これについて調べてみたいと思う子だった。そしてありがたいことに、勉強したいと思えば勉強できる環境が私にはあった。両親もやりたいと思うことは応援してくれたし、高いとこを目指したいといえば塾にも通わせてくれた。正直、整った環境以外で勉強したことがない。家のために働いたなんてことは勿論無いし、恥ずかしいことに勉強できない理由があったとしたら、スマホ依存とかテレビを見てたとかそんな理由だと思う。本当に贅沢だ。

​学びたいと思うことがあった時、それを応援してくれる親がいて、応援するための財源があって、学ぶための場所があって、学校に行けば同じように頑張って勉強するクラスメイトがいて。当たり前すぎて何も考えずに生きてきたけれど、学ぶための環境が揃っていたんだなと気が付いた。

​少しでも多くの子どもたちに教育の機会が広がるだけではなくて、それと同時に環境を整えていきたい。環境レベルだと自治体とか国レベルの話なのだけれども。


​ここまでよく分からないことを語ったが、とりあえず言いたかったことは、学ぶための環境水準を上げたいということ。

​長々と読んでくださった方々に感謝。

みど
2021.12.03

コメント失礼します。
とても引き込まれる文章でした。
自分にとって当たり前の環境は、本当は当たり前なんかじゃない。
記事を読んで視野が広がった気がします。
またぜひ記事投稿してくれたらうれしいです。

るかぽん
2021.12.18

返信遅くなりました💦
読んでいただきありがとうございます!
また書かせていただきます!!

山本 一樹
2021.12.01

夢を考えるのはものすごく楽しいですよね!
私もコロコロ変わってます😄

環境で人が変わるという言葉をよく聞きます!
るかぽんさんの活躍を記事を通して応援してます!

るかぽん
2021.12.18

返信遅くなりました💦
稚拙な文ですが、投稿した他の記事にもコメントをくださりありがとうございます泣
とても嬉しいです!

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