人生初コオロギ

みなさんこんにちは。
今回から文体を変えてみようかなと思いながら、スタツアに行った回顧録を綴っていこうと思います。

さて、この写真はスタツアに行った当時1年の私ですが、何をしているのでしょうか。若干笑ってるようにも見えますが、絶賛苦笑いです。そう、目の前のコオロギと戦っている顔をしています。

ラオスの支援訪問をした時に、学校でお昼を用意してくださいました。もち米、ふつうのお米、炒め物、野菜、卵焼き的なもの等、個人的にラオスのご飯は好みだったので美味しいなぁと思いながらいただいてました。そんな中で唯一引っかかったのは皿に盛られた虫🦗

私は虫が大の苦手です。数ミリの虫を潰すのも一苦労なくらいには嫌いです。勿論、日本でも食べる文化があるイナゴの佃煮も食べたことがありません。そんな私より前におもてなしとして現れたコオロギ。

現地の方々も食べてみなとお皿を近くに寄せてくれるし、一緒に行ったメンバーはそういえば私以外みんな男子でした。まあ、男子だから虫大丈夫でしょと決めつけるのは良くないですけどね。渋ってた同期たちも次々に挑戦して食べていきます。
「普通に美味しいよ!なんかエビみたいな感じ!」
そう励ましてくれるメンバーに対し、「絶対うそやん!」っていうのが私の心の声でした。そんな時、一緒に行ってくれてた通訳さんが「これイナゴだよ、日本でも食べるでしょ?」って言ってました。スプーンに乗ったコオロギの頭と見つめあって5分くらいは経っていたと思うけれど、せっかくラオスに来たならと、ようやく食べれました。思っていたより美味しくて、ほんとにエビみたいな感じでサクサクしてました。今思い出してもゾワゾワするけれど。



学校から宿泊先に戻る帰りの車の中で、通訳さんが「あれさっきイナゴって通訳してたの間違えてた。イナゴじゃなくてコオロギ」と話し始めました。イナゴにしては少し大きくないか?と思いながらもイナゴだと信じて食べた私は、「え、今私のお腹の中にコオロギがいるの?!やっぱり虫食べちゃったの!!」とプチパニックでした。でも、スタツアに来る女の子で虫が食べれなくて泣いちゃう子もいると話していたので、通訳さんの優しい嘘だったのではないかなと思います。お陰で現地のものをしっかり食べれました、あの時の通訳さんありがとう。

ちなみにその次の日に行った学校でもコオロギが出ましたが、頭だけチャレンジした2日目よりも成長して、コオロギ1匹食べることができました。一緒に行ったメンバーは思ったよりパクパク食べてて少しびっくりしたけど、今となっては良い経験です。

みど
2021.12.03

すごい臨場感を感じる記事でした!
その場の空気感、コオロギとの格闘時の焦り、恐怖、、そしてなんだか食べたときの食感まで伝わってきました笑
またぜひ記事投稿してくれたらうれしいです!

山本 一樹
2021.12.01

コオロギを食べられたんですね!
るかぽんさんの虫嫌いが手にとるように感じました😭

現在は、海外に行けない方々が多いので、現地でのお話を伺えたら嬉しいです!

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