STUDY FOR TWO を続ける理由 ぺぺver.

 こんにちは!事務局会計チームリーダーのぺぺです。久しぶりのpando投稿です!テーマはズバリ、「SFTに入った理由と、今続けている理由」です。
 僕がSFTに入った理由は、勉強したくても環境の影響でそれが叶わない人に何かしたいと思ったからです。
 高校3年生の時にFocus Goldという数学IIIの参考書の積分の問題の合間にあったコラムに、60代くらいの男性の話が載っていました。その男性は、小、中、高校時代に勉学熱心で、大学に行きたいと思っていたけれど、戦争が始まった影響でその願いは叶いませんでした。戦争が終わってからは、就職、結婚、子育てなどで忙しかったそうですが、定年を迎え、子どもも独り立ちしたタイミングで、大学に行きたいという想いがまた生まれてきたそうです。そして地元の予備校で60代の生徒として非常に熱心に勉強し、大学に合格したそうです。
 僕は勉強の合間に何度もこのコラムを読み、「勉強したくても学校に通えない人」がいるのに、「勉強をしたくないと言いながら学校に通っている人(日本の多くの学生)」はなんて傲慢なんだろうと思っていました。その思いがSFTに入るきっかけです。
 SFTに入った理由を長々と書いてきましたが、僕が活動を続ける主な理由は学年とともに変化してきました。「入った理由=続けている理由」ではなくなっているということです。
 SFT2年目になると、支部を主体的に動かしていく執行代になるので、自分たちの手で売上を伸ばし、教育支援への貢献度を高めようという思いで活動していました。具体的には、年間売り上げ100万円の達成が目標でした。
 さらに進んで、SFT3年目の今の僕の活動テーマは、「SFTの存続」です。大きく分けて、①自支部の存続 と②一般社団法人 STUDY FOR TWOの存続 の2つを意識しています。
 僕が「存続」というのを意識し始めたのは、物事を長期的な目で見れるようになったからです。きっかけは、2022年2月の冬回収で卒業予定の3人の方が、合わせて100冊近い教科書を寄付してくださったことです。先輩方の代からの長期的な広報活動によって、SFTの活動が学内に広まり、教科書を手放すことが確定した段階で寄付してくださる方がいることを実感し、今寄付していただけなくても、将来寄付していただければ良いという長期的な考え方が自分の中で生まれました。
 ①自支部の存続 では、支部やSFT全体のために意欲的に行動できるメンバーを獲得し、活動環境を整えていくことを心がけています。
 ②一般社団法人 STUDY FOR TWOの存続 としては、事務局会計チームでの活動に力を入れています。事務局チームの中でもSFT存続の中枢を担っているのが会計チームなので、そこでの活動を通して、自支部だけでなく、全国すべての支部が活動を続けられ、勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できるよう、長期的に寄付金を送り続けられる団体を目指したいと思っています。
 僕が今SFTの活動を続けている理由が皆さんに伝わり、少しでも共感してもらえると嬉しいです。読んでいただきありがとうございました。

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