皆さんこんにちは!今回も「THE TEAM 5つの法則」についての要約記事を掲載します!
8回目となる今回は、Boarding(人員選定)の法則が、ビジネスの世界においてどのように活用され、どのような変遷を遂げたのかを見ていきたいと思います!
その際、②の記事の内容を参照するので、是非②の記事もご覧になってくださいね!
↓↓↓②の記事↓↓↓
「THE TEAM 5つの法則」② 〜初めに(2)〜
「THE TEAM 5つの法則」② 〜初めに(2)〜
かつて日本の産業の中心は第二次産業(製造業)でした。この時期における価値の源泉は「ハード」と言われていました。「ハード」というのは、チームの4分類(②の記事参照)に分けると「駅伝型」に当てはまります。開発、製造、物流、販売といったビジネスプロセスが明確に分類され、上流から下流へ作業が流れる。また、1つのチームの中に均質な人材だけを集めるだけで良かったのです。というのも、かつては、一度ヒットした商品が何年も売れ続ける時代でもあったので、同じメンバーでずっと活動しても問題がなかったのです。
しかし、産業の中心が第二次産業から第三次産業(サービス業)に移り変わるにつれて、ビジネスにおける人員形態も変貌を遂げていくことになります。今では、日本の第三次産業はGDPの75%を占めよるようになり、サービス業というのはなくてはならない存在です。また、価値の源泉も、「ハード」から「ソフト」に変わって行きます。これを4分類に当てはめると「サッカー型」になります。開発と製造、物流と販売が一体となり、密接に絡み合って展開されるケースが多いため、1つのチームの中に多様な人材を集める必要があります。いわゆる「環境の変化度合い」が大きく、「人材の連携度合い」も大きいチームと言えます。また、一度ヒットした商品が翌年には全く売れなくなるというビジネスの「短サイクル化」が激しさを増しています。そのため、時にチームメンバーをごっそり入れ替える必要も出てくるのです。
つまりは、ビジネスのソフト化や短サイクル化によって、日本の企業(チーム)の多くが「サッカー型」の活動を強いられるようになってきているということ。それは即ち、チームのメンバーを多様にし、流動化することによって時代の変化にも対応し得る人員選定が重要になっているということです。
◆ Boarding(人員選定)の法則~まとめ~◆
〇今のチームの特徴を理解して、人員選定の際に意識すべきは''入口''なのか''出口''なのか、または''似たタイプのメンバー''か''異なるタイプのメンバー''かを見極める事が重要である。
〇「誰とやるか」はチームのパフォーマンスに大きく影響される。メンバーについては、「今、自分たちのチームにはどんなメンバーが必要なのか」についての指針を持っていることが重要になる。
以上で、「Boarding(人員選定)の法則」は終わりです!目標設定を完了させてチームの基盤を作り、適切なメンバーを選んだら、次はそのメンバー達とのコミュニケーションのとり方について!
9回目となる次回からは、3つ目の法則「Communication(意思疎通)の法則」についてです!
いつも読んでくださる皆様、本当にありがとうございます!なにか、質問や改善して欲しい点、ご要望などございましたら、何なりとお申し付け下さいね!
それでは、次回もお楽しみに!😊