経営方針と価値観

私の8年来の友人経営者(福田社長)より、学生時代の部活の恩師をご紹介いただき、伊藤監督とのご縁が始まりました。

 

福田社長は、現在32歳ですが、約20年前(中学生の頃)に伊藤監督と出会い、今でも恩師と生徒の関係で、良い影響を与え合っています。

(写真左手前が福田社長。写真中央が伊藤監督) 

伊藤監督は、「世界基準のバスケット」をスローガンとして、大石中学校のバスケットボール部を日本一に導き、現在は、埼玉栄男子バスケットボール部の監督を務めています。埼玉栄中学・高等学校は、言わずと知れた全国区のスポーツ名門校です。

 

 

「教育」「成長」「変化」「挑戦」を題目として、私からは、自社並びに顧客皆様の組織人事コンサルティングの事例を話し、伊藤監督からは、部活動を通じた事例を話していただきました。

 

お互いの教育方針の親和性が高く、とても心地よく、有意義な時間を過ごせました。

 


今回、伊藤監督との対話で、印象に残っていることは、中学生と高校生の練習試合を行う意味です

 

圧倒的な体格差があるため、高校生と競う中学生は、練習中に吹き飛ばされます。通常であれば、吹き飛ばされる姿を見て、誰もが心配になり、練習を止めるかもしれません。しかし、関係者は心配しながらも、彼らが成長することと、近未来で活躍することを信じて見守ります。そして何よりも彼ら自身が、圧倒的な体格差がある高校生と練習する意味を理解しています。関係者一同、目標達成に向けて一丸となれるには、伊藤監督が方針を掲げて、言行一致を貫かれているからでしょう

 

伊藤監督は、常日頃、以下のように話されています。

 

・海外の選手と日本人の選手では、体格差がある。だからこそ、世界での戦いに勝ち続けたいのであれば、現在から慣れる必要がある

・体格差は先天性もあるが、能力(技術)差は、自分の意思であり、能力(技術)差で、負けることは許されない

 

 

この事例を聞き、まさに企業も同様であると強く感じました。

経営者が方針を掲げて、信念を貫き、行動し続けることで、経営者の熱に社員がほだされます。経営者と共に信念を貫き、行動し続けられる社員が存在するかが、企業の強さの最大要因でしょう。

 

私は会社設立時から、上場企業の創業経営者との取引を目指しました。取引審査を経て、弊社がご支援した結果、更なるご成長を実現することで、自社の信用格付けになることとも理由の一つですが、一番の理由は、価値観が近しい方々と仕事をしたいからです

私は、気力・体力を充実させて、最期の日も仕事ができる状態でありたいと考えています。人生で最も長い時間を過ごす職場(仕事場)は、一つの志の元に同志が集う場であり、個々が役割を果たし、戦いに勝ち続け、志を貫き、永続させることを顧客や社会から求められています。

有限の人生において、「時間=命」でありながら、私たちには最期を把握することはできません。そのため、日々の仕事を充実させて、一点の後悔も無い人生を歩めるよう、価値観が近しい方々と共に働き、自分の役割を果たすことを務めたいと常々願ってきました。

秀實社が世界での戦いに勝ち続けられるよう、今迄以上に、代表の私が方針を掲げて、信念を貫き、行動し続けていきます。これから巡り会える同志のために私のメッセージをここに残します。

松下 耕三
2020.02.02

私も改めて己を磨き続け、使命を全う出来る者となろうと決意しております。共に力強く歩んで参りましょう!!

髙𣘺 秀幸
2020.02.03

期待してくださることも使命のように活力の源になります。
松下さんと共に歩めることを誇りとし、道を切り拓き、共に歩んで参ります!