すべて自分次第

  1. ≪2021シーズンを終えて≫

2021年は私にとって大学での初めてのシーズンでした。
4月は、練習、試合、人間関係などすべてが初めてで毎日がとても新鮮で、楽しいと思う反面うまくいかず不安で難しいなと思うことも多かったです。
5月は、コロナの影響でサッカーができない時間があり、改めて自分にとってサッカーはどういう存在かどうしたいか考えることできました。また、春季リーグが開幕し、これから大学サッカーが始まるという期待感がありました。
6月、リーグの真っ最中なのに、もう無理だと気持ちが折れかけていました。サッカーをしても楽しくない。むしろサッカーが苦痛だとまで思ってしまうこともありました。
7月、夏休みに入り、サッカーと向き合う時間が増えました。皇后杯予選が始まりましたが、私はまだ気持ちの整理がついていませんでした。大学でサッカーをするという選択自体が間違っていたと思うようになっていました。
8月、上旬に一週間のオフがあり、高校の友達と会う機会がありました。その友達と話しているうちに、本当に自分はこのままで良いのかと思い、自分にとってサッカーは大切なもので手放せないと気づきました。このことに気づくことができたおかげでサッカーへの気持ちを取り戻すことができました。
また、試合に少しずつ出させてもらえるようになり、サッカーが楽しいと思えるようになりました。
9月は秋季リーグが開幕し、チーム初の一部での挑戦となりました。9月の2節は一部のスピード感についていくのがやっとでみんなが自分のことで精一杯だったような気がします。それと同時に一部でも通用するという気持ちもありました。
10月、一部で初めての勝利を手にすることができました。一部でも戦える。そう思いました。しかし、その後の試合では、あと少しのところでの失点、あと少しで得点のシュート。本当にあと少しなのにそのあと少しに苦しみました。私はDFなので失点をする度またやってしまった、もっとこうすればよかったと後悔ばかりしていました。勝てない。一部のチームとの差を感じました。
11月、秋季リーグ最終戦。勝たないと降格してしまう可能性がある中で試合に挑むことはとてもプレッシャーでした。チームは悪くなかったけれどやはり勝つことはできませんでした。悔しかったです。ですが、入れ替え戦という最後のチャンスをもらえたのは良かったと思います。
聖泉戦を最後にAチームの試合に出られなくなることが多くなりました。ずっと試合に出られる。そう心のどこかで思っていたのだと思います。試合に出られることは当たり前ではないということをいつの間にか忘れていました。大切なものは失ってから気づくという言葉がありますが、まさしくその通りだと思いました。こんな幸せなことを当たり前だと思っていた自分に腹が立ちました。また一からやると気持ちを入れ直しました。
12月は入れ替え戦がありました。チームメイトのアクシデントで入れ替え戦一週間前にセンターバックとしてプレーすることが決まりました。一発勝負の試合で普段とは違うポジションでプレーすることは不安しかありませんでした。しかし、どんな形であっても試合に出られることは幸せだと思い、チームのために自分ができること全てを出し切ろうと決めました。前半に失点してしまい、少し焦りましたが、勝つ気しかしませんでした。逆転したときはとても安心しました。来年もまた一部で戦えると決まったときはとても嬉しかったです。

​この一年で多くの経験をしました。自分の課題を見つけることもできました。克服したらもっとプレーの幅が広がると思うと楽しみしかありません。

来年はさらに12人が加わり、また新しい帝塚山学院大学女子サッカー部として戦えることができます。
サッカーができることに感謝しながら、サッカーを全力で楽しみたいです。

山本 一樹
2022.01.25

友達の存在のおかげでサッカーの楽しさや大切さなどが改めて感じられたのですね!
素敵なメンバーの中で、交流をしながらチームの目標に近づていくと思います!
応援しております!!

ハヤシ ハルト
2022.01.21

チーム内で切磋琢磨できる環境、スタメンを争い合える環境がある中でサッカーができることはとてもチームにとっていい状態だと思います!!
目標に向かって今後も個人、チームとして頑張ってください!!

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