合気道体験

5月21日、5月28日、6月4日と3週にわたって帝塚山学院大学合気道部にお世話になり、合気道体験をさせていただきました。
合気道はパワーで相手を打ち負かすのではなく、弱い力で強い力を吸収したりタイミングをずらして技をかける武道の一つです。
今回は、サッカーで相手の力を利用しつつ先手をとる身体の使い方や、怪我をしないための受け身の方法などを実際に体験しながら学びました。

〜実際に体験してみて〜
今回は合気道特有の手と足が左右同側であるナンバ歩きを体験しました。相手と並行に並び、ボールを奪い合うシーンではナンバ歩きを利用することで素早く身体を入れてボールを取ることができ、構えやすいことがわかりました。同側の手と足を動かすことで常に身体が一つにまとまっている状態をつくることができ、全身が調和してより大きな力を出すことができました。
また、相手の体勢を崩したいシーンでは、横から力で相手を動かそうとするのではなく、後ろ足から相手に近づき、中心を押すと抵抗を受けずに相手の体勢を崩すことができ、とても軽い力で相手を動かせるのだということに驚きました。





一見すると合気道とサッカーはかけ離れた競技のようなイメージがありましたが、実際に体験してみて身体の使い方や、力を抜くポイントと入れるポイント、相手のバランスを崩すタイミングなど様々な共通点があり、サッカーに応用できる技を学ぶことができました。

今回の合気道体験で学んだことを活かし、個人やチームのレベルアップに繋げていけるように日々の練習から意識して取り入れていきたいと思います。

3週に渡り合気道体験を企画、実施していただいた佐藤圭二師範、合気道部の皆様、本当にありがとうございました。

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