そっちがあったか〜


大学に入学した時、今までやっていたサッカーを続けるか、やめるかで迷っていた。結論を言うとやめた。でもそれは僕にとってより魅力的なサッカーとの関わり方に出会えたからだ。

僕がこの団体に入ったのはサッカーと今までとは違う角度から関わってみたい、と思ったからだ。 

幼稚園から高校までサッカー漬けの日々を送っていた僕にとって、サッカーとはプレイヤーとしての関わり方しか知らなかった。大学でも何かしらサッカーと関わっていたい、と思っていた僕にとって「サッカー×社会貢献」というキーワードを見た時「これだ!」と感じた。

この団体の活動の多くには「サッカーを通して」という枕詞がつく。
例えば、サッカーを通して人との繋がりをつくる、サッカーを通して遠くカンボジアの子供たちの笑顔をつくるなどなど。
サッカーを通した活動の内容も様々だし、サッカーの形も実際にプレイする、サッカーを観戦する、e-Sportsをするなど多岐にわたる。

プレイヤーとしてしか関わったことのなかったサッカーと今では、どうやったら楽しんでもらえるか、どのようにしたら参加者の人たちに新しい価値を提供できるか、などを考えながら向きあっている。プレイヤーとしてしか関わっていなかった頃よりも色んな視点でサッカーと関わることができるようになったように感じるし、よりサッカーの事が好きになった。

僕が1年生の時に感じていた「そんな関わり方ができるのか〜!」という感動体験をこれから入ってくる後輩たちにも味わわせてあげたいと思う。




伊藤 遥人
2020.06.24

そっちがあったかーって思いました。