支援とは何か?

こんにちは!! 
学生団体YELLの柚太朗です!

今回は自分の所属している学生団体YELLの紹介、そして現在の自分のYELLへの想いを書きたいと思います。

とっても長いです!! 

学生団体YELLでは年に2回国内でフットサルのチャリティーイベントを企画・運営している団体です。
先月、自分たちの代で10代目になるYELLとしてこれまで18回開催してきたフットサルイベント 通称『こねちゃん』を開催することができました。

当日は大勢の方々に参加していただき、ありがたいことにイベントは大成功に終わりました!!

World Connect Chance

学生団体YELL

World Connect Chance

学生団体YELL


そして学生団体YELLは『こねちゃん』でいただいた参加費のすべてを日本から約3000キロ離れたフィリピンにある児童養護施設、ジャイラホームという施設で暮らしている子ども達の支援に充てさせていただいています。


毎年3月には実際に支援先を直接訪れ、現地の子ども達と生活を共に過ごす
スタディツアーを行っています。
また、フィリピンの貧困地域の家庭にホームステイも行っています。




年に一度のスタディツアー、YELLは国際協力団体として活動していますが活動自体は国内がメイン。
毎週集まりミーティングを行い『こねちゃん』の企画をする、、、

大学に入学してからYELLに入り、昨年のスタディツアーに参加するまで、自分には時間もお金もかかるその活動に自分の意義を見出すことは中々できず、模索し続けた一年間でした。

しかし、スタディツアーに参加し支援先の子ども達と直に触れ合うことで
自分が活動してきたことは無駄ではなかったということがハッキリと知ることができました。

その後代替わり後初めての『こねちゃん』を無事に開催し、

いよいよスタツアだ!!!
待ってろよジャイラの子ども達!!!!

そう心を躍らせてスタディツアーに向けてモチベーションが最高に高まっていました。
去年遊んだ子ども達は覚えていてくれているかな、大きくなったかな、
ホームステイ先の家族は元気かな、、

そう思いながら前回のスタディツアーの写真を見返したり、現地の言語であるタガログ語を勉強したりと完全に自分の脳内はスタディツアーでいっぱいでした。


そんな時でした。

新型コロナウイルスの流行により、スタディツアーに行くかどうか検討しようという話が出ました。

仲の良い他団体の渡航も中止になっており、自分たちの渡航も行けないんじゃないか、そもそも入国できるのかということ

そして何よりも医療機関が発達していない現地の子ども達に自分たちがウイルスを持って行ってしまった時、どう責任を取ればよいのか、渡航できたとしても現地で生活している間ずっとそのことが頭に浮かんでしまうと思い、
苦渋の決断ですが今回のスタディツアーを中止することに至りました。

中止じゃない、延期にしようと思い、10代目が引退する夏に渡航の時期をずらしてもらおうと思ったのですが、夏は受け入れ先の予定が埋まっており自分たちを受け入れることは難しいということでした。

前回のスタディツアーを経験して現在YELLに所属しているメンバーは自分を含めたったの3人
つまり、10代目のほとんどのメンバーは引退するまで支援先を訪れることなく引退を迎えるということ
11代目のメンバーは来年までスタディツアーを経験したメンバーが誰もいない形で活動を続けるということになりました。


とても悩みました。
メンバーのモチベーションは大丈夫だろうか、そもそもこの状況でYELLは存続できるのかと、


しかしたくさん考えている内に次第に

支援とは何か 

学生団体YELLが存在する意味は何か

ということを考えるようになりました。

引退するまで実際に支援先を訪れることはできない。

しかしそのことが決定した次のミーティングでは自分たちが国内からできる支援を真剣に考えているメンバーを見たとき
本当の国際協力を見出すことができました!

このメンバーなら大丈夫

そう思いました。

部活ではないし義務でもない、ボランティア活動という支援の形

その行為をただの自己満だと揶揄する人もいます。

でも自己満で良いのではないのでしょうか?


 学生団体の中でも規模の小さい団体です。

活動を辞めることもできてしまう

しかしそんな学生団体YELLにも支援を求めてくれる子ども達がいます。

そういった子ども達のことを思うと、これからも自分にできる最大限の支援を続けよう。
そう勝手ながらも使命感を抱くようになりました。

直接会うことはできなくても、国内から何ができるか考え、話し合い、実行する。そして子ども達に笑顔を届けることは必ずできる。

そこに本当の支援があると思いました。

まず今は寄せ書きやムービー、お手紙を送ろうということになりました。

そして自分がメンバーにできることは、少しでも多く前回のスタディツアーで感じたことを訪れたことがないメンバーに伝えることだと思いました。

こうして国内で活動を続けることで本当に支援になっているのかメンバーが疑問に思った時に
間違いなく支援に繋がっているよと伝えることができるように

これからもできる限りの支援を、YELLを届けていきたいと思います!!


有吉 潤一郎
2020.03.23

柚太朗の言う通り、今回スタツアに行けなかったことはまじで悔しい😭でも、日本国内でも支援を続けることは間違いなく国際協力だと思うし、まさに「国際協力を身近に」に合ってると思う!残りのYELLの時間も頑張ろう😄

2020.03.23

そうだね!!
これからも国内で「国際協力を身近に」感じられるように活動していこう!!