熱い国技!柔道!~四大学合同インタビュー~

みなさんこんにちは。

成蹊大学体育会本部委員長の山田海斗です。
最近では私のアルバイト先である居酒屋も再開し、日常を取り戻してきています。部活動を完全に再開できないことが悔やまれますが、自分に出来ることを模索し少しでも充実した日々を送れたらと思います。

 さて本日の四大学インタビューは柔道です。国技でもある柔道には“日本伝講道館柔道”という旧称もあるそうです。オリンピックでは毎回日本人からメダリストが生まれている印象の柔道ですが、各大学の柔道部にはどんな魅力が詰まっているのでしょうか?

 四大学の柔道部幹部にお話を伺いました。


取材日:5/26

担当:辰馬・山田

編集:山田


飯塚武蔵大学主将の飯塚です。よろしくお願いします。」

小林成城大学柔道部主将をしています。4年の小林浩太朗です。よろしくお願いします。」

児玉谷学習院大学主将児玉谷俊です。よろしくお願いします。」

新福成蹊大学柔道部主将の4年新福です。よろしくおねがいします。」



辰馬「早速始めていきたいと思います!一つ目が部活(柔道部)の魅力について各大学お伺いできればと思います。」


飯塚「柔道部の魅力は、結構狭いとこでやっているんで全員しっかり活動出来ているところが魅力かなと思います。」

小林「成城大学柔道部の魅力としては、柔道というと初心者からはじめるのは難しいという印象を抱かれると思うんですが、うちの柔道部は経験者も多い分初心者の方でも始めやすいような練習をしているので、初心者も比較的始めやすい環境であるのでそれが一つの魅力であると思います。」

児玉谷「学習院柔道部は、部員数は少ないんですけど、その分初心者とかでも始めやすい環境にはあるかなと思います。それと、OBとの交流が結構あるので、普通の練習でも結構若いOBの方と一緒に練習する機会が多いのでそういうところがうちの大学の魅力でもあるかなと思います。」

新福「成蹊大学の柔道部の魅力と致しましては、被ってしまうんですが実力はそこまで高いとは言えないんですけど、初心者の方々でも始められる環境にあることだと思います。コーチとかがいないので自主的に練習メニューを考えたりして自分たちでいろいろ考えながら練習していくのが魅力であると思います。」

 山田「ではやっぱり四大学とも初心者の方でも始めやすいという環境にあるということですね?」
一同「そうですね。」



山田「次はなぜサークルではなく部活を選んだのかという質問です。柔道のサークルはあまりないと思うんですけど、大学に入ったときにサークルに入ろうかと迷わなかったのか、大学入学時にどんな思いがあったのか、お話を伺えればと思います。」


飯塚「やっぱり試合に出て勝つというのが一つの目標となっているので、そこは試合で勝つことを目標として取り組むことができることが部活動の魅力だと思い体育会を選択しました。」

小林「自分も試合で勝つといいますか、大学で柔道(スポーツ)をやるからには一生懸命頑張りたいと思った点も含めてサークルではなく部活動で自分の実力をもっと磨きたいと思いました。」

児玉谷「他の大学の方と結構内容は被ってしまうんですけど、やっぱりサークルと違って公式戦があるので、それで結果はどうであれしっかりと記録に残る試合が出来ると思うのでそういった点に魅力を感じてサークルではなく部活動を選択しました。」

新福「目標をもって行うということがサークルと違うところだと思うので、活動内容であったり、組織で動くというところもサークルと違ってしっかりしているところなのでそこが魅力で部活動を選択しました。あとは体育会全体ではあると思いますが就職活動とかに有利というのと、公式大会とかで他校との交流が多いのでそういうところで視野が広がるというところが体育会の良いところだと思います。以上の点に惹かれて選びました。」

 辰馬「皆さんは、高校時代は柔道部であったんですか?それとも何かほかの部活に入られていたりしたんですか?」
一同「柔道部です。」
山田「すごいですね(笑)満場一致の柔道部。」



辰馬「それでは各大学で大体何割くらいの人間が初心者としているのですか?」


飯塚「武蔵は今のところ初心者はいないです。」
辰馬「では高校からの推薦って形で入っているのですか。」
飯塚「そうですね。高校で柔道やっていてその流れで続けるって形ですね。」

小林「成城大学は柔道始める人は経験者が多いのですけど、5人10人に1人のペースで初心者からも始めている人がいます。」

児玉谷「学習院大学は今は初心者の方がいないのですけど、2個上の先輩に1人大学から柔道を始めた方がいます。他の先輩方に聞いても4.5年に一人くらいの割合で初心者の方が来るって聞いています。」
辰馬「2つ上の先輩もスタメンというか、試合に出ることはできていたのですか?」
児玉谷「一応試合なので、強い人が出るというのはあるんですけど、やっぱりうちの大学は特に人数が少ないので、そういう意味で出る機会は他の大学さんよりは結構多いのではないかと思います。」

新福「現在部員は9名いるんですけど、そのうち2人は初心者で大学から始めたという形になります。」
辰馬「その2人っていうのは、高校時代は運動部に入っていたのですか?」
新福「一人は水球部で、もう一人は文化部です。文化部の人も個人の大会に出たり、白帯の大会に出て優勝とかもしているので、そういう意味では初心者の指導もしっかりしているなと感じています。」



山田「新型コロナウイルスの時期なんですけど、各大学新歓はどんな進捗状況でしょうか。」


飯塚「武蔵大学はオープンキャンパスとかでも練習に来たりしていて、誰が入るとかも分かっていたんで一年生とかしっかり入ってきてくれると思います。」

小林「成城大学はピンチと言いますか、新入生へむけインスタライブとかもやってはいるんですけど、入りたいっていう連絡はまだ来ていないのでこれからの新歓活動もしっかりやっていきたいと思います。」

児玉谷「内部進学で高等科から上がってくる子が1人か2人入ってくるかなってぐらいで、やはり例年よりちょっと新歓活動はできていないんでうちもピンチですね、、、」

新福「成蹊大学もピンチで確定者は0名って状況ですね、、、SNSで活動とかもしているんですけど、経験者の人が何名か声をかけてくれたくらいで、未経験者の人は特に何もないという状況ですね。」

山田「SNSで広報力をあげてぜひ新入生にも部活動の存在をアピールしていきたいですね。一方で部活動の雰囲気は新型コロナウイルスが収束して練習が始まらないとどうしても伝わらないことがあると思いますので、各大学で慎重に新歓活動を進めたいですね。」

 


山田「四大戦の四大学の関わりってどんなところがありますか?柔道部にとって四大戦がどんな存在であるのか教えていただければ嬉しいです。」


飯塚「一応武蔵大学として一番は、東京都学生という都大会に一番目標としています。四大戦はこれまで先輩たちが優勝を積み上げてきたんで、それは絶対に覆してはいけないという考えがあります。」

小林「自分たちは部員も少ないですし、経験者とかが少ない中で一番大きな大会は四大戦だと考えておりまして、今まで四大戦で2位とか3位だどかを取ってたりはしたんですけど、『妥当武蔵』として武蔵大学さんに勝って一番を取るということを目標に頑張っています。やはり四大戦は部活動を続ける上でも一番大きな目標なのではないかなと思います。」

児玉谷「他の部活もそうだと思うんですけど、やはり東京都内の大学で勝ち進むというのはレベルが非常に高いので難しいことだと思います。その中で四大戦というのは勝てるチャンスが少なからずあり歴史もある大会なので、そういう意味では非常に重きをおいて取り組んでいます。」

新福「成蹊大学でもやはりOBの方々であったり、監督の期待もあるので重きを置いている大会であると思います。」



辰馬「最後の質問なんですけど、各大学なんですけど何か目標とか、理念、スローガンなどがあれば教えていただいてもよろしいですか。」

 

飯塚「武蔵大学の目標は2年連続で全日本学生という場に出場できているのですが、そこでまだ一勝できていないので、一勝するのがまず目標です。あとは個人で誰か一人でも全国に出れればと思っています。」

小林「成城大学の目標は、団体としては四大戦で優勝を狙いたいと思っています。まずは優勝するために人数が必要だと思っているので、今年の新入生の確保も目標の一つとして頑張っていきたいです。」

児玉谷「学習院も成城さんとすこし被ってしまうのですが、まず四大戦優勝というのがずっと昔からの学習院大学柔道部の目標ですので、それを目標に日々練習しています。そしてやはりそれを達成するには人数を増やしてより質の高い練習をしていきたいと思います。」

新福「四大戦への勝利は一つの目標としています。同じようにやはりそのために人数が成蹊大学は少ないので人数の確保も成蹊大学の目標にしています。」

 


 辰馬「以上になりますが、みなさんからの質問はありますか?」

一同「ないです。」

辰馬・山田「ないようですので、これで終了という形にさせていただきます。本日はお時間いただきましてありがとうございました。」




いかがでしたでしょうか。
私たちも実際にインタビューをしましたが、柔道部の主将のみなさんの圧力をしっかりと感じさせていただきました。四大戦も各大学でなにか目標をもって取り組んでいていただいているみたいで運営する身としても喜ばしい限りでした。

以上で本日のインタビューを終了します。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
それでは失礼します。

関連記事