四大学合同インタビュー〜男子ホッケー〜

今回は年々注目度が上がっているホッケー!各大学の魅力やホッケーの面白さに迫ります!

 武蔵:矢田
成城:西村
学習院:桜井
進行:水野谷

 

Q活動概要について教えてください

矢田「武蔵大学今期主将の矢田匠です。武蔵のホッケー部は32人で活動していまして、プレーヤー25人、マネージャーが5人、学生コーチ1人、トレーナー1人となっております。活動日数は週4日で、土日は4時間、平日は放課後〜19時半までという感じで活動しています。」

西村「今期成城大学の主将を務めさせていただきます西村彰太と申します。うちの部活は全体で20人おりまして、マネージャーが6人、プレーヤーが14人という構成です。活動日としては火、水、金、土で16時半から19時半の3時間の練習時間でやっております。」

桜井「桜井雄規と申します。活動は週6日で活動しておりまして、時間はだいたい3〜4時間で、部員数は1年生含めて24名で活動しております。」

 

Q今年の部の目標を教えてください

西村「成城大学の今期の目標としては、今まで達成できなかった2部上位に入ることを目標に掲げていて、それに向けてzoomなどを活用してオンラインでの練習にも力を入れて日々邁進しています。」

桜井「今期の目標は1部昇格並びに1部定着を目標にしております。」

矢田「武蔵大学は結果として2部優勝、1部昇格を掲げていて、もう1つは強い武蔵にするための礎を創ることを大きな目標としています。現在はzoomを使って戦術の確認や筋トレをしています。」

 

Q皆さんの入部動機と部の魅力を教えてください。

桜井「自分が入部しようと思ったきっかけは部の温かさが一番大きく、人数が少ない分、先輩後輩のつながりが濃くてそういったところに魅力を感じ、4年間ここで頑張ろうと思いました。魅力はやはりつながりが深いところです。人数が少ないから苦労する場面もありますが、その分交流できるところは他の部に負けていないと思います。」

矢田「ずっとサッカーをやっていて大学から始めたんですけど、新しいスポーツを始めたいと考えていて、ホッケーは経験者が少なく大学から始める人が多く、努力した分が結果として分かりやすく出るので、そこにやりがいを感じました。武蔵のホッケー部の魅力は雰囲気の良さとメリハリがしっかりしているところだと思います。」

西村「僕は高校の時は水泳部で、新しいことに挑戦したいという思いで運動部を探していたところ、ホッケー部が人数少なめでかつ、努力した分上に行けるということを初心者が多いからこそ感じて、そこに惹かれて入りました。成城の魅力は人数が少ないからこそ上下関係が厳しくなく、雰囲気がいいところだと思います。遠征先でもみんなで旅行に行ったりとかしてメリハリつけています。」

 

Qホッケーは大学から始める人が多いのですか?

桜井「学習院は付属の高校にホッケー部があるので8〜9割が経験者です。」

矢田「武蔵は1つの代に1〜2人いる感じで、8割が初心者です。」

西村「成城は付属の高校にありますが、高校はあまり強くなく大学でも続ける人は少ないです。なので初心者が多めです。割合としては8:2ですね。」

 

Qホッケーという競技の魅力を教えてください

矢田「一番の魅力はスピード感だと思っていて、サッカーよりも小さいボールを芝の上で扱うので、パスした時の爽快感はかなりあると思います。」

西村「魅力としては芝の上で行うスポーツなので、施設面ですごく充実していると思います。先ほど矢田さんが言っていたように、スピード感も魅力の1つだと思います。サッカーにはオフサイドがありますが、ホッケーにはそれが無いので上下のスピード感があって試合の展開が面白いんじゃないかなって思います。」

桜井「スピード感に加えてドリブルが多種多様だなって感じます。空中でドリブルしたりサッカーと似ている部分はありますが、ホッケーならではのドリブルの多様さは魅力だと思います。」

 

Q四大戦への思い、位置付けを教えてください

桜井「今年はまだどうなるか分かりませんが、毎年8月末にやっているので、秋季リーグや全国大会に向けて弾みをつける大会だと自分たちは思っています。そこでしっかり優勝してその後1部昇格に結びつけたいです。チームにいい流れを呼び込むために重要な大会だと思います。」

西村「四大戦が8月末という時期で春リーグと秋リーグの真ん中にあるので、春の反省を活かし秋はどういうフォーメーションで行くかという意識下で、研究しながら試合ができるのでありがたい大会だと思っています。」

矢田「お二人が言っていたところももちろんありますが、四大戦、ホッケーは三大戦ですけど、とても歴史ある大会なのでOBさんもかなり注目していて、結果を出せば喜んでいただけます。また他の部活と四大戦のことで盛り上がったりするので、そういった規模の面でも、非常に大きな大会だと思っています。」

 

Q他の大学にここは負けないところがありましたら教えてください

桜井「うちは練習や試合に対する態度に対して意識が高いと思います。それを表す例としてうちは週6で練習をしていますが、毎回ミーティングを細かく開いています。例えばポジションごとだったり1つのメニューをこなした時に組んだメンバー同士だったりで頻繁に話し合うので、そうやって意思疎通を行うことで練習だけでなく試合でも高い意識を持って臨めていると思います。そういったところ1部のチームにも負けていないと思います。」

矢田「さすが学習院さんですね(笑)。自分たちは去年までを反省して今変わろうとしているので、チャレンジャー精神や向上心といった点はとても大きいと思っています。そこは他大に負けない自負があります。やっぱり学習院さんはすごくて、うちのトレーナーが学習院の知り合いに話し合いが足りないと思うよって言われたんですね。それを聞いてその通りだなって思い改めて学習院さんのすごさを実感しましたし、これから追い越そうという思いでいます!(笑)」

水野谷「学習院さんに追いつけるように頑張ってください!」

桜井「そんなたいした大学じゃないです(笑)」

西村「(笑)」

西村「僕たちも向上心で言ったらzoomを使って新しくチーム制度を作って運動面だったりケアなどを共有していますが、特段うちの部の強みと言ったら、あたたかさとかがあっていると思います。先輩後輩間にわだかまりは無いですし、雰囲気としてはサークルに近いと思います。ただやる時はやるのでそこのメリハリはしっかりしています。」

 

Qホッケーではスティックを使用していて難しそうに見えますが、どのような練習をするのですか?

西村「初心者は最初『こねこね』という練習でドリブルの基礎などを身につけています。あと1人でやるよりはミニゲームなどの実践形式でやった方が伸びも良いですね。僕は1年生の頃からキーパーとして出場していたのでフィールドプレーヤーとしての経験はあまり無いですが、同期はミニゲームでコツコツやって先輩の技術を盗んでいました。」

矢田「チームのやり方は成城さんと変わらないですけど、今までやってきたスポーツで差が出たりします。野球部とかは道具を使うことに慣れているので上達が速いです。自分みたいにサッカーとかをやっていた人は最初全然ダメなんですけど、慣れるまでは自主練とかしていました。最初は先輩に泣かされていたんですけど(笑)、練習後残って必死に練習していました。やはり数をこなすことが大事だと思います。」

桜井「技術面はお二人と一緒でひたすらやるという感じですけど、人数が少ないので初心者で入っても1年生から試合に出ることもあるので、スティックの扱い+戦術面の理解が求められます。練習が終わった後、先輩が出てる試合のビデオを観てそれを先輩が解説してくれて、動き方という点でも学ばせてもらいました。」

 

Q最後に新入生にメッセージをお願いします

矢田「大学入って新しいこと始めたい人って多いと思いますが、その中でもスポーツやりたい人はうってつけだと思います。初心者が多いですしとても入りやすい部活です。楽しいスポーツであることは間違いないので、ホッケーを始めていただけたら嬉しいなと思っています。」

西村「入学して自粛生活が続いていて大変だと思いますが、新しいことを始めるならグランドホッケーだと思っています。運動部じゃなくても、初心者が多いのでスタートラインは一緒です。だからこそハードルは低いと思います。」

桜井「ホッケーは4年間かけてやる価値があるスポーツだと思います。挑戦するという意味でホッケーはぴったりなスポーツなので、4年間をホッケーに費やしてくれたら嬉しいです。」

 水野谷「お三方本日はありがとうございました!」

 

 

編集:横井聖也

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