こんにちは。早稲田大学 3年、副代表の村田澄香です。
今年は春服に袖を通すことなく夏が到来しそうですね。
おうち時間を上手に使う方法がやっとわかってきて、なんだかんだ充実した日々を送っています。こんな時だからこそ、焦らず、ぼーっとできる時間も大切に、気長にコロナと“共に”暮らしていけたらと思います。
ところで皆さん、前の二人の文章読みましたか?
いやー、ブログいいですね。これから他のメンバーのも読めると思うと楽しみです。
さあ私も、3つのお題にさくさく答えていきますよー。
記事を書くのは初めてなのでまとまらない文章になっておりますがお付き合いくださいませ。
まずはESTに入った理由ですね。
私は2年生からESTに入りました。1年生で入らなかったのは、単純に余裕がなかったからです。上京したばかりだったこともあって、東京と学校に慣れることで一杯一杯でした。やっとこさ元々興味のあったボランティアサークルを探し始めたのは、生活が落ち着いた1年生の秋頃。星の数ほどあるボランティアサークルの中から私がESTを選んだ理由、それは”教育支援”にフォーカスしていたからです。
当時私は、発展途上国に限らず、貧困のサイクルを抜け出すには教育が絶対的に必要だと考えていました。でも、何を教えるべきなのか、また、支援として一時的に行う教育にどれだけ可能性が見いだせるのか疑問に思っていました。
2年次の春新歓でESTの新歓説明会とご飯会に参加して、ESTが行っている支援のことを知り、もしかしたらESTの渡航でその答えが見つかるかもしれないと思い入会を決めました。
また、もう一つ私がESTを選んだ大きな理由は“圧倒的ホーム感”。大学生特有のノリってやつが得意ではなかった私は、ESTのアットホームな雰囲気に惹かれて、ここに入ろうと決めました。(正直いうとこっちの方が大事だったりして…笑)
続いて、ESTに入って変わったこと。
ありすぎるのですが、心の変化という意味では「子どもが好きになったこと」でしょうか。
自分にとってこの変化は、様々なモノの考え方が変わるきっかけにもなりました。具体的に一つ挙げるとしたら、人との接し方です。
子どもって素直ですよね。私はその素直さが苦手でした。
素直がゆえに、こんな風に言ったらこの子は傷つくのかなとか、逆にこちらのテリトリーにずかずか踏み込まれたら嫌だなとか。しかし、ESTで活動しているうちに、こちら側からその子に興味を持って、好きになって、その子を一人の人間として尊重したら、気持ちはきちんと伝わるのだということに、フィリピンのシャイでかわいい子どもたちが気づかせてくれました。
私は人と接すること自体が苦手だったのですが、これは自分の接し方に問題があったのかもしれないと思い、子どもに限らず、人と接するときはまず自分から好きになろうと考えるようになりました。
これって、無意識にできている人にとっては、そりゃそうだろって思うことかもしれません。でも私にとっては、目から鱗が落ちるような発見だったわけです。
もちろん、教育支援やボランティアについて考えさせられることが多い日々ですが、渡航ではこういった自分のマインドの変化も、副産物的にたくさん得られました。
ラストはESTのいいところ。
こちらもたくさんありますね。
私が思うESTのいいところは「自分も学ぼうとする姿勢」です。
この姿勢はESTの先輩方から受け継がれたものだと感じています。決して自分たちが与えてあげるという意識ではない。
学生である以上、できることは限られているかもしれません。でも、自分の無知と未熟さを自覚すれば、時に現地の子ども達と同じ立場に立って学ぶことができます。現地のために悩んで悩んで、みんなで意見交換し合う時間は本当に貴重です。一人一人違う信念を持っていて、それをぶつけ合えるのも、お互いに学ぼうとするESTらしい魅力ではないかと感じます。
私たちがもたらす刺激が、ある子に響き、それを見た子がまた刺激を受け、その子どもたちを見て親も刺激され、最終的にはコミュニティー全体で成長してほしい。支援していく中で、新しいフェーズに進むたび壁にぶつかりながらESTも成長をしていく。これが現時点で私たちの考える理想形であり、ESTの教育支援です。
もっとESTのいいところを言いたいのですが、これからみんなが書いてくれると思うので私からはこれだけにしておきますね。笑
冒頭、“さくさく”といった割にはだいぶお時間取らせてしまったでしょうか。(まだまだ書き足りないですが…笑)
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
くれぐれも“体”と“心”の調子を崩さぬよう、ご自愛くださいませ。
次は…かわいい声の持ち主 ももちゃん です🍑