留学中の滞在先~ホームステイ(2)

こんにちは。

前回に引き続き、ホームステイについての記事です。今回は私がホームステイを通して経験した大変だったことについて皆さんにシェアします。あくまでも私の経験なのでその点はご理解お願いします。

前回の記事はこのリンクからご覧になれます。 https://pando.life/aspiration/article/40788

留学中の滞在先~ホームステイ(1)

小田すみれ
Aspiration

1)ホストファミリーとの人間関係(距離感)

私は恵まれていたほうだと思います。友達の中では、ホストファミリーがお金目的で留学生を受け入れているようで、ひどい扱いをされた、という話を聞いたこともあります。私の場合は留学斡旋会社などは通さず直接お願いし、好意で引き受けて下さったファミリーだったので、ホームステイが始まる前からお互いを知っていて信頼関係を築けていた、というのがとても大きかったです。今でも一緒にお出かけをしたり、誕生日パーティーに招待してくれたりと家族のように接してくれる素敵なホストファミリーです。ただ、ホームステイ中は彼らとの距離感に悩んだこともありました。家族のようだけど、家族ではない、という関係でどこまで頼っていいのか、家族に入り込んでいいのかを見極めるのが難しかったです。


2)生活リズムの違い

私は2歳下のホストシスターと部屋をシェアしていました。もともと空き部屋があるわけではなかったので、部屋をシェアすることは了承した上でのホームステイでした。このことで同じ部屋だったホストシスターとは仲良くなり、言葉やフィンランドのこともたくさん教わることができました。しかしなんといっても全くプライベートのない生活です。2人の生活リズムが大きく異なっていたので、徐々にストレスがたまってきたのも事実です。私は深夜遅くまで勉強をし、朝もホストシスターより早く起床していたのですが、彼女が寝ているときはとても気を使いました。


3)家での仕事の担当やルール

私はこれについては事前にきちんと話し合って確認していたので、大丈夫でしたが、ホームステイをする際には気を付ける必要のあることです。一緒に住むわけですから、家族の一員として掃除やごみ投げなどの仕事を担当するのも大切です。また細かいことではありますが、洗濯機を使用して良い時間、食事について、門限、何がホームステイ代に含まれ、何は自分で買う必要があるのか(シャンプーは?ではハンドソープは?)、家族で会食したときは自分で持つのか、などなど。これらはステイをはじめてしばらく時間が経ってからだと、お互い言い出せないこともあるので、できるだけ早い段階で話し合うことをお勧めします。


そして頑丈な信頼関係を築く上では、質問や意見は遠慮せず伝えることが大切になってきます。

当たり前ですが、全くの他人だった人と、しかも自分とは異なる国・文化の中で生きてきた人々と共同生活をするので、大変なことも出てくるとは思います。でも私はホームステイを経験できて本当によかったです。心から信頼できる人がいて、帰宅するとおかえりと迎えてくれる家族がいることは、とても心強かったです。また現地の人の暮らし、言葉を知るうえでもいい機会です。もし留学するひとがいればホームステイをおすすめします。

関連記事