Epoch 2回生の三重野雛です。
今回は“誰かのために頑張る楽しさ“について、自分の経験を元にお話ししたいと思います。
誰かと生きる楽しさを感じる時は、相手の楽しいとか嬉しいポジティブな気持ちを知れた時だと思います。
日常生活でも、楽しいをつくるために自分が動くことってありますよね。
遊ぶ約束を決めたり、おもしろいことを言ってみたり…
人はそんな時、一緒におしゃべりしている時も、何かに向けて活動している時も、誰かのために自分の力を使ってるんです。
そして、好きな人のためなら自分一人では出せない力を出すことができます。
私は今まで、誰かのために頑張るとか、誰かを想ってとことんこだわりきったことはありませんでした。
しかし、アウトドアクラブでの活動を通して、こだわる大切さを教わりました。
今日はこだわりを大切にしようと思えたきっかけをお話しします。
1月は支部旅行があり、須磨水族館での企画者を募集していました。支部旅行は年に一度しかなく、卒業生もいるためこのメンバーで過ごせる最初で最後の支部旅行。
自分もここで大好きな支部のみんなのために、素敵な思い出を作ることに一役買いたいと思い立候補しました。そして、同期がもう一人立候補してくれて、二人で一から企画を考えることになりました。
時間もあまりない中、二人で新しいゲームを考え、準備をするのは想像以上に大変でした。
ゲームのルールを詰め、すごろくのシートやルールの紙、アイテムカードを作らないといけない。途中で妥協したくもなりました。
しかし、以前にメモリーという子どもたちにその日の活動内容が思い出として残るカードを描いた時、
先輩から「子どもたちに渡して喜んでくれる姿をイメージして、こだわって描いてみな」とアドバイスをもらったことを思い出しました。
そこで、このすごろくシートを見た時に支部のみんなが喜んでくれる姿を想像して、たくさん回れるようにマスを書いたり、デザインをとてもこだわりました。
完成したときは、自分自身でもやりきった!と達成感に満ち溢れていました。
そして支部旅行当日、私たちがたくさん考えこだわりを持って作ったことが伝わったのか、子供達は驚いたり、感動してくれたり、そして「面白かった」「楽しかった」と言ってもらうことができました。
スタッフからも2人に任せてよかった、子供達に気持ちが伝わったという声が聞こえてきました。
誰かのためを想い、こだわり、やりきることで、みんながとても喜んでくれて、私もとても嬉しかったです。そして、やってよかったなと思うことができました。
誰かの幸せのために頑張ることで、自分も幸せを感じられることを知りました。
これからもそんな風に、一人ではないからこそ味わえる誰かと共に自分らしく生きる日々を大切にしていきたいです。
Epoch所属 三重野雛