【2022年度】岩尾俊兵研究会活動報告

     こんにちは。岩尾俊兵研究会の吉岡耕大です。記事への訪問ありがとうございます。今回の記事は2022年度に取り組んだ活動に関する総括記事です。主に、グループ論文執筆活動(春学期、中小企業懸賞論文/ ヤンマー学生懸賞論文)と事業創造ワークショップ(秋学期、美容医療プラットフォームの改善)の2つについて書いたものです。記録を兼ねてPando上に掲載いたします。



目次
1. グループ論文執筆活動
2. 事業創造ワークショップ
3. 総括と展望



1. グループ論文執筆活動

     こちらの記事は2022年度春学期に取り組んできたグループ論文執筆活動に関する最終報告記事です。各グループが論文テーマを選定したうえで論文執筆のための準備を進め各所一つに投稿しておりました(表1、チーム名順)。

表1 春学期活動

チーム名
テーマ
投稿先
1
ずっと再考中
メタバース空間における企業内コミュニケーション
中小企業懸賞論文
2
ぽん
組織におけるフリーライダー問題の分類と解決策
中小企業懸賞論文
3
屋形船
中小企業の生産性とテレワーク
中小企業懸賞論文
4
ラッキーセブン
農業サプライチェーンにおける卸売市場の有効性
ヤンマー学生懸賞論文

そうしたグループのうちの一つが投稿した論文、「中小企業の生産性とテレワーク―マルチ・エージェント・シミュレーションによる検証実験―」(吉岡耕大、上田彬正、上原叶大、野波寛之)については、大変ありがたいことに中小企業懸賞論文 2022年度産業部門本賞を頂戴いたしました。ご選考にあたられた審査員の皆様、賞をご開催くださった商工総合研究所の皆様に厚く御礼申し上げます。

※中小企業の生産性とテレワークに関する掲載論文について、本文はこちらからアクセス可能です!
・商工金融2023年3月号(商工総合研究所)pp.17-40
https://www.shokosoken.or.jp/shokokinyuu/2023/03/202303_all.pdf

・中小企業懸賞論文 2022年度 受賞作品発表(商工総合研究所)https://www.shokosoken.or.jp/commendation/selected_02.html


2. 事業創造ワークショップ

     こちらの記事は2022年度秋学期に取り組んできた事業創造ワークショップに関する最終報告記事です。秋学期間の全14回の講義回数のうち、前半と後半とでそれぞれ異なった内容の活動をしました。公開が可能な範囲で記述していきます(ぼやっとした内容になっていますがご了承ください...!)。
     前半については、美容医療に焦点を絞ったうえで、実際にその方法や内容、経験についてを事実ベースでいかに発信していくべきかについてのインターンシップ型ワークショップを行いました。各チームとテーマについては以下の表のようになっています(表2、チーム名順)。

表2 秋学期前半活動

チーム名
テーマ
1
大宮
美肌治療を初めて受ける人の背中を押す動画・記事作成
2
新宿
最新医療機器を使った脱毛施術内容を紹介する動画・記事作成
3
横浜
ケミカルピーリングとその他の施術方法との違いを紹介する動画・記事作成

     後半については、前半までの内容を受けたうえで、情報・内容を発信していくうえで必要不可欠なプラットフォームについて、その効果的な使用方法を経営学的な視点を取り入れながら考察するインターンシップ型ワークショップを行いました。各チームとテーマについては以下の表のようになっています(表3、チーム名順)。

表3 秋学期後半活動

チーム名
テーマ
1
新しいサービス評価指標の考案
2
藤田
広告効果が高いエクスポの開催試案
3
松本
ユーザーインターフェイスの改善活動

長期間にわたり献身的なサポートを賜りました株式会社クインテットの皆様に感謝いたします。今後とも、何卒、よろしくお願い申し上げます。

3. 総括と展望

     2023年度についてです。第2期生の皆さんには3月19日付でメールを送信いたしました。確認をよろしくお願いします。
    第3期生の募集案内についても随時、こちらの岩尾俊兵研究会Pandohttps://pando.life/keioiwao)もしくは慶應義塾大学商学部ゼミナール委員会ウェブサイト(https://news.fbc.keio.ac.jp/~fbc-zemi/)を経由してお知らせいたします。

慶應義塾大学商学部岩尾俊兵研究会

慶應義塾大学商学部岩尾俊兵研究会は2021年募集開始、2022年始動のあたらしい研究会(ゼミ)です。塾生は、ビジネスにおける「論理モデル作り」とその「シミュレーションによる検証」ができるようになることを目指します。これによって不確実性が増していく世の中を、論理の力で他者に先んじて正確に見通し、ビジネスに成果をもたらす基礎力を大学生のうちに身に着けることが目的です。また、座学を活用する場として事業創造ワークショップにも取り組むことで、理論と実践を行き来できる人材になれる場を提供します。


   2022年度の反省を踏まえつつ、よりよい運営ができるように努めて参ります。何卒、よろしくお願い申し上げます。


○補足
2022年度の主な月別活動内容は以下のとおりです!

春学期と夏季休業

グループ論文執筆活動
そのほかの活動
4月
グループ決め、テーマ決め、NetLogoに関する学習
役割決め
5月
テーマに沿った文献通読、NetLogoに関する学習
第1回懇親会
6月
テーマに沿った文献通読、中間発表、NetLogoに関する学習
5限研究演習参加開始
7月
文献通読、リサーチクエスチョンの設定、NetLogoに関する学習
オンデマンド説明会
第2回懇親会
8月
夏季休業、論文グループごとに活動
夏季合宿
9月
夏季休業、論文グループごとに活動
最終発表会

秋学期と春季休業

事業創造ワークショップ
そのほかの活動
10月
グループ決め、テーマ決め、実地調査
論文投稿
オンライン説明会
第3回懇親会
11月
動画作成・記事執筆
オープンゼミ
個別説明会
三田祭への出展
12月
プラットフォーム改善活動
入会書類の受付
1月
提案内容の具体化と最終発表
第4回懇親会
2月
各個人ごとに活動
論文校正
3月
各個人ごとに活動
四年生を送る会




今後とも、岩尾俊兵研究会をどうぞよろしくお願いいたします!

吉岡耕大


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