こんにちは!Magadipita編集部の大河原璃子です。本日から、部員それぞれのMagadipitaへの想いをお伝えしていきます。
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新たなわくわくとドキドキに出会う
これは、Magadipitaのキャッチフレーズです。
初めてこのフレーズを目にした時、私はこの雑誌に強く惹かれました。
偶然に出会う瞬間。予想外の発見を得る瞬間。
そんな新たなわくわくとの出会いは、誰にとっても、人生で最も楽しくてきらきらする瞬間なのではないでしょうか。
いつも新たな発見や偶然との出会いを求めて生きている私にとって、Magadipitaはとても魅力的だったのです。
今度は私も、読者にわくわくする瞬間を届けたい。
そんな気持ちから、私はMagadipitaに入ることを決めました。
Magadipitaは、身近な切り口から入り、社会に潜む様々な問題について読者に考えてもらうことを目指しています。
日本や世界には、解決しなければならない問題が山のようにあります。
しかし他国に比べ、日本にはそれらにあまり関心がない若者が多いそうです。
身近な、あるいは意外性のある切り口と、可愛くてポップなデザイン。これらは、若者を惹きつけるための工夫です。
デザインや切り口から興味を持ってもらい、読み進めてもらう。そうすることで、読者に社会に潜む問題について知ってもらう。これが、Magadipitaの目指すところです。
Magadipita一冊で世界を変えることはできません。
しかし、このたった一冊が、もしかすると世界を変えるほんの小さな一歩になるのではないか。
そんな想いから、私はMagadipitaを作っていきたいと思います。
さて、私が最近興味を持っていることについて、お話しさせていただきます。
私は、食料廃棄について最近関心を抱いています。
興味を持ったきっかけは、難民問題を扱った『グッド・ライ』という映画でした。この映画は、内戦で難民となったスーダンの青年たちがアメリカで職探しをする、というお話です。
彼らは、内戦から逃れ飢えや渇きに苦しむ生活を経験していました。
そんな彼らの一人がスーパーマーケットに就職するのですが、そこで店長に命令され賞味期限切れの食料を捨てることになります。この時の彼の困惑した表情を、私は忘れることができません。
私はカフェでアルバイトをしているのですが、閉店時に余った食べ物は必ず廃棄することになっています。毎日毎日、余った食べ物を当たり前のように捨てる私たち。
このシーンを見て、豊かな国に住む私たちが食料廃棄について何も疑問を持つことなく行っているという事実を痛感しました。
ものに恵まれ、豊かな暮らしを営んでいる私たち。しかし、恵みを大切にし恵まれない人には分け与えることを当たり前と考える彼らの姿に、私たちは多くを学ぶことができるはずです。
最後になりますが、私たちは読者に『新たなわくわくとドキドキ』を届けることを目指しています。
編集者である私たち自身、雑誌を作りながら新たな発見との出会いを繰り返しています。
仲間との話し合いからインスピレーションを得たり、取材先で意外な想いを聞いたり。そんな偶然との出会いを大切に、Magadipitaを作っていきたいです。