Magadipitaへの想いーみな

ダンスサークルも、テニスサークルも、運動部のマネージャーも、どれも違うなぁ…。

大学1年生の4月。私は、入りたいサークルがなかなか見つからず途方に暮れていました。

そんな時、ふと立ち寄ったS.A.L.のブースで、1冊の雑誌を手にしたのです。

 

大学ノートより少し小さくて、マットな質感。

パステルカラーの背景に可愛いアイコンの表紙。


それが、Magadipitaと私の出会いでした。

 

 

私は、学生団体S.A.L.に所属していて、Magadipitaのチームでの活動は今年で2年目になります。

前号では、「フィルターバブル問題 (インターネットで、利用者が好ましいと思う情報ばかりが選択的に提示され、まるで泡に包まれたように自分が見たい情報だけしか見えなくなること)」を、映画の楽しみ方を切り口にして取り上げました。


 このように聞くと、なんだか難しそうな雑誌だな…と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、Magadipitaの魅力は、まさにこの見た目とメッセージ性とのギャップにあると思います。見て、読んで、二度楽しめるのがMagadipitaなのです。

 

 

さて、次に、私が最近関心を持っていることについてお話ししたいと思います。

 それは、「自己肯定感」です。英語では、self-affirmationというそうです。

ここ1、2年で、女性向けのファッション誌等でもよくこの言葉を目にするようになったように思います。私自身もこの自己肯定感に悩み、友人たちと議論したことが何度もあります。

内閣府の調査(2014)によると、「自分自身に満足している」と答えた若者が、アメリカやイギリスなど欧米諸国が80%を超えているのに対して、日本は45.8%と大きな差があるそうです。諸外国に比べて、日本人の若者は自己を肯定的に捉えている者の割合が低いといえます。

 また、昨年日本語訳され出版された、キムスヒョン著『私は私のままで生きることにした』が累計25万部のベストセラー本になったのも、若者の自己肯定感の低さに起因しているのではないでしょうか。

 なぜ、日本人の若者の自己肯定感が低いのか、そしてそれを高めるためにはどうしたら良いのか、とても関心があります。私は、1人でも多くの人が自己肯定感を持って生きられるような社会になればいいなと願っています。

 

 

最後に、私がMagadipitaでこれから挑戦したいこと。

それはズバリ、紙面での読者の方々との交流です。

前号まで、読者の方から感想や意見をいただけるシステムがありませんでした。Magadipitaを読んだ方が何を感じ何を思ったのか、純粋に知りたいというのと、よりよい雑誌を作っていくための参考になるのではないかと思ったことがきっかけです。

また、感想だけでなく、最近疑問に思った身の周りのことだったり、お悩み相談的なものだったり(?!)、双方向のコミュニケーションを取って、読者の皆さんの日常のちょっとしたドキドキやワクワクをMagadipitaで共有できたら、もっと面白い雑誌になるのではないかと考えています。

 

私がMagadipitaと出会った時に感じたワクワクを、これからも多くの方にお届けできるよう、精一杯頑張りたいと思います!

 

Magadipita編集担当 3年 橋本実奈