今を生きる。

「めぐこ」 -アジアの子どもたちの自立を支える会- 45期の代表を務めております、上智大学3年の森 凜です。

全世界で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている今、不安や悲しみの中におられる方々がいらっしゃることと思います。「めぐこ」が支援しているインドやフィリピンの子どもたちも影響を受け、日本と同様に休校になっている学校が多くあるようです。「めぐこ」メンバーの中には、支援先の学校の関係者の方や子どもたちとSNSにて連絡を取っている者もおり、その内容を団体全体でシェアしています。フィリピンでは、自宅待機の日々が続いており、アルコールの価格が急上昇したり、野生の動物たちが村に出てきたり、などと混乱が続いているようです。ただ、人々は石鹸や清潔な水を十分に確保できており、衛生環境は良い状態を保っているようです。子どもたちも日本の状況や私たちのことを気にかけてくれており、「めぐこ」と現地の強い繋がりを感じます。

このような状況下で「めぐこ」の活動にも制限や自粛が求められ、予定していた多くの活動ができず、大変無念です。一方で、このような状況だからこそ、「めぐこ」の一員として、ひとりひとりが今自分に何ができるかを考えながら、世界に広がる危機に立ち向かいたいと思います。

写真は私が一昨年、セブ島のスラム街を訪れた際の一枚です。言葉は通じなくとも、私たちと繋がろうとしてくれた子どもたち。彼らが健康に元気に生活していることを願い、彼らにまた会える日を心待ちにするばかりです.....