ついに7都府県に新型コロナウイルスの特別措置として「緊急事態宣言」が出されました。家にこもっていると、思いにふけてしまいますね。私からは、「めぐこ」への思いを「私はなぜボランティアをするのか」という観点からお話したいと思います。
「めぐこ」との出会い
私が「めぐこ」と出会ったのは、高校生の時に行ったオープンキャンパスでした。
当時、「ボランティア好き」として高校で知れ渡っていた私はわくわくしながら「ボランティアサークル紹介コーナー」へ足を踏み入れました。
第一印象は「『めぐこ』ってかわいい名前!」。
話を聞いて、ほかの団体も知らずに、私は「ここだ!」と確信しました。
そう直感したのには理由があります。
まず、「めぐこ」がフィリピンとインドに教育支援を行っていたこと。
高校でフィリピンの子どもたちの支援活動を行っていた私は大学に入ってもその支援を継続したいと思っていました。「ここならできる!」と思いました。
そして、もう一つの理由が説明をしてくださった先輩が素敵な方たちであったこと。
洗練されたオーラと私が目指していた教育学科の先輩であったことから、「この先輩みたいになりたい!」と思いました。
このような出会いから「めぐこ」は私が上智大学を目指すうえでの大きなモチベーションへとなりました。
ボランティアの意味
「どうしてそんなにボランティアが好きなの?」
高校生の頃によく周りの人からこう聞かれました。
ボランティアをする人たちは
「自己満足」「自分に酔っている」
などとよく言われますが、あながち間違っていないと思います。
私も最初の質問に今されたなら、
「自分の存在意義を確かめられるから」
と答えるでしょう。
ボランティアをするとたくさんの優しさと笑顔に触れられます。
そして、「私はここにいていいのだ」と実感するのです。
その瞬間が好きだからこそボランティアを続けているのかもしれません。
私の仕事
話を戻しますが、今こうして記事を書いているということは、無事に私は上智大学に入学し、憧れであった「めぐこ」で活動をしています。
「めぐこ」はいくつかの部署に分かれています。
その一つである「会報部」に私は所属しています。会報部の仕事は「報告」です。支援者様などに向けた会報誌の作成を行っています。
「めぐこ」内ではパソコンに向かう地味な仕事ですが、私はこの仕事に誇りを持っています。
なぜなら、ボランティアの喜びを支援者様に届ける大事な仕事だからです。
支援者様が私たちメンバーのように現地に行くことは難しいですが、支援者様がいてこそ私たちは子どもたちの優しさや笑顔に触れることができます。
だから私は、会報誌を通して支援者様も子どもたちの優しさや笑顔に触れてほしいと思っています。
そして、それに触れて「私はここにいていいのだ」と感じてもらえたら幸いです。
それと共に私もまた感じます。「私はここにいていいのだ」と。
ボランティアって素敵ですね。