こんにちは。
今回は「めぐこ」で私が挑戦していることから考えたことをお話したいと思います。
私の挑戦
私は今「めぐこ」で挑戦していることがあります。
それは「チャリティーコンサート長」という仕事です。
「めぐこ」では毎年11月ごろにチャリティーコンサートを行っています。
収益は全額インドとフィリピンの子どもたちの教育のために現地へ送金しており、1年の送金額の1/4を占める大事なイベントです。
しかし、早速大きな壁に打ち当たってしまいました。
そう、世間を騒がしている「新型コロナウィルス」です。
私たち団体も活動を自粛することを余儀なくされ、集まることもできません。開催は11月とはいえ、このままだとチャリティーコンサートもできなくなってしまうのではないかと焦りを感じても何もできないという虚しさです。
こんな状況の中、電話会議などを駆使して、どんなチャリティーコンサートにしたいのかということを話し合ってきました。
その中でメンバーから出てきた疑問が興味深かったので、少し紹介したいと思います。
支援のあり方
「『めぐこ』って45年も活動を続けてきたのは誇りがあることだよね。でもさ、インドとフィリピンは45年間で大きく変わってきていると思うんだ。それなのに、私たちはずっと同じ支援でいいのかな。」
「なるほど」「確かに」と思える意見ですよね。
実際に私も支援のあり方を考えさせられた経験があります。
私は高校でもフィリピンの子どもたちの支援活動を行っていました。
何の疑問も持たずに奨学金や物資を集めて送っていましたが、高校1年の時にスタディーツアーに参加して、そのお金や物資がどのように使われているのかをこの目で確認することができました。
ネグロス島を訪れた時、現地の人々からは
「これで職業訓練校に通うことができる」
と笑顔で感謝をされました。
この言葉を聞いて、とても嬉しく思ったと同時に、私がやっていることは正しいのかと疑問を持ちました。
なぜなら、職業訓練校を卒業した子どもたちは、マニラなどの首都へ出稼ぎに行き家計を助けると聞いたからです。
「このままでは村が発展することはないのではないか」
と自分が行っている支援のあり方を考えさせられました。
このように、支援というのはお互いが納得していても、本当に相手のためになっているのか考えてみることも必要なのではないかと思います。
ツアーやチャリティーコンサートを通して、「めぐこ」の支援のあり方を考える。
そんな1年にできたらいいなと思います。
まずは、私たちだけでなくインドやフィリピンの子どもたちも安心して学校に通えるようにコロナの収束を願うばかりです。
先の見えない状況で不安もありますが、今できることから懸命に努力し素敵なチャリティーコンサートを築いていきますので応援のほどよろしくお願いいたします。
たかよんさんの活動に対する想いを感じましたし、その姿勢にとても感動しました。
> 「『めぐこ』って45年も活動を続けてきたのは誇りがあることだよね。でもさ、インドとフィリピンは45年間で大きく変わってきていると思うんだ。それなのに、私たちはずっと同じ支援でいいのかな。」
その視点で考えた事がなかったので、とても勉強になりました。
気づきを与えて頂き、ありがとうございます。
浅田さん、コメントありがとうございます!
開発途上国も大きく変わってきていますね。
私もどのような変化があったのかは勉強不足なので勉強していきたいと思います。