食品ロスフリーなスーパーを目指して

みなさんこんにちは。

岩尾ゼミBチームゼミ長の鈴木眞由子です。
現在Bチームでは食品ロスを削減できるようなビジネスプランを構築していくため学んでいます。一度アウトプットしたいと考え、Aチームと合同のプレゼンテーションの場を設けていただきました。 
私たちの班はスーパーマーケットの食品ロスを削減できるようなビジネスモデルの案を考えました。

まず、日本では約646トンの食品が捨てられており、事業者のものによる食品ロスは約357トンでその数は全体の45%に当たります。

これらのことを踏まえ2〜6の順番でスーパーでの食品ロス軽減するためのビジネスプランを発表させていただきます。

①食品、加工食品を店頭に並べる前
お店に食品が並ぶ前に経営的観点から最初から考え直します。
気候や曜日により顧客数は変動するため
食品を仕入れる際に販売数に上限を設ける→余分なお惣菜を作らない
販売目標設定は対前年比ではなく前年実績と比較する
自動的に値引きされるダイナミックプライシングを活用する
適切な在庫管理
加工食品の販売期限を賞味期限ではなく消費期限の日まで延長する

②販売する際の工夫
ヴィレッジバンガードをご存知でしょうか。そのお店では目を引くようなPOPばかりで
お客様が思わず手にとってしまうようなお店作りを目指します。
前の週から人気が落ちている食品などにPOPをつけ、調理方法生産者などを記載
お客様からの注意を引くような食品の見た目を作る

③値引き
もしそれでも商品の売り上げがあまり良くなければ割引をします。
値引き→『ついで買い』効果を利用し、購買意欲を高める。
今まであまり手が出なかったものを割引を通して味を知ってもらう。

④消費期限が三日前の食品を利用したリメイクとマーケット
捨てられてしまうはずの食品を利用し、お惣菜にリメイクします。
ターゲット→広く一人暮らしの方、ファミリー層、お年寄りの方
早い時間帯から美味しくて健康なお惣菜を提供
海外ではロス間近の食材や不揃いの食品を並べてマーケットを開催します。
東南アジアのお土産屋さんでよく見る値切り交渉のような形
目的→お客様と触れながら販売することでニーズを常に確認
プラスでスーパーがお客様にとって他の人とつながれるようなサードプレイスになるような環境作り

⑤炊き出し
現在コロナウイルスの影響で食事を取れない人や子供もたくさんいます。そこでスーパーの一角を利用して炊き出しを行います。
→お店が地域の人と団結して地域コミュニティの活性化
人件費など費用の工面ができなくなってきた場合
→NPO法人やNGO法人のかたへの寄付

 どのスーパーマーケットでも食品ロスという問題が目の前にありつつもなかなか問題解決に至らないのは捨ててしまった方が損益につながりにくいからではないのかと思います。ですが私たちの考える食品ロスフリーなスーパマーケットでの案は利益にも繋がりブランドイメージアップにも繋がります。特にマーケット開催に関しては話題性も高いと思うので実現できたらいいなと密かに思っています。

このプレゼンテーションを通じてAチームとの差を感じましたが、私たちの行なっているプロジェクトはほぼゼミ員生で行なっているためここまで自立的に行なってくれたみんなに拍手したいです!
みんなが個人的にテレビ電話などを利用してゼミ時間外に活動してくれていたのであとはもっと今持っているものをさらに深掘りして考えていきたいと思います。

2020.06.20

食品ロスフリーなスーパーを目指して今回考え、私たちのアイデアを実践する企業が増えればいいのだが、既にそれを実践してないのが問題なので、なぜ実践していないかというのをもっと深掘りしていきたいなと思いました。
今回はスーパーに着眼したが今度は視野を全体にしてもっと物事を多角的に見ていきたいなと思いました。

小川 姫和
2020.06.20

このような案にかかるリスクや、スーパーマーケットが実際にやらない理由などもっと深く掘れたのかなと反省しました!実際のフードロスされている数字などわかりやすく出してくれて有難う御座います!

菅原 麗未
2020.06.20

今回はコンサルティング側の視点で考えていたので、次はもっと具体的に私達ならではの出来る内容を考えていきましょう!!

岩尾俊兵
2020.06.20

分かりやすい記事ですね。
深掘りは段々得意になっていきますから大丈夫です。
引き続き頑張りましょう!

関連記事