HPVを正しく知らNight  Vol.2 イベントレポート

10/29(木)の19:00より 株式会社ハッチヘルスケア主催・苗ぷろ。共催で 「HPVを正しく知らNight Vol.2」 というイベントをオンラインで行いました!


【第一部】

ゲスト講師として 福井大学医学部産婦人科 知野陽子先生 にお越しいただき、 子宮頸がんについての基本的なことやHPVワクチンについて教えていただきました!

妊娠・出産のために子宮が非常に大切であることは分かっていましたが、子宮頸部が子宮の入り口にあり、妊娠中に子宮を支えるという大事な役割があることを私は初めて知りました。

また“HPVに感染=がん発症”ではなく、何度かの変化があってがんになることを、とてもよく理解できました。


◆知野先生のお話を踏まえて、参加者からたくさんの質問が寄せられました!先生の回答の中からいくつか紹介させていただきます。

・HPVワクチンは45歳くらいまで効果があるとされている
・そろそろ一般で受けられるようになる9価ワクチンは、従来のHPVワクチンより対応してるウイルスの種類が多いということを示している 

など…これから妊娠を経験する私たち世代にとって興味深いことについて専門家の方から直接聞くことができました!



【第二部】

参加者の方々に事前にHPVに関するアンケートをお願いしました。また参加申し込みの際に HPVセルフチェック&スキャン の利用も申し込んでくれた方には体験後のアンケートも取らせていただきました。
第二部ではその結果を共有しました! 

HPVワクチンを打った理由としてかかりつけの婦人科に紹介されたからという理由があがったり、定期的に婦人科を受信している人が半分ほどいるなど、かなり意識の高い方が多いことが見受けられました。

&スキャンを体験した方の感想としては、また受けたい方がとても多く、使い心地として痛くないと回答した方がほとんどでした。

ちなみに参加者のうちHPVワクチンを一度も打ったことがない人は6割を超えていました。参加者の世代はちょうどワクチンの副作用が世間的に騒がれた時期でしたのでこのような結果なのでしょう。




【第三部】

知野先生と、株式会社ハッチヘルスケアと苗ぷろ。から各一名の登壇者の合計3名で子宮頸がんやHPVワクチンについてディスカッションを行いました!

テーマとしては…
1.義務教育の中で、性教育をどのように取り入れるか。
2.パートナーとどのように話すか。(HPVワクチンを接種することについて/HPVに 感染したとき)
3.HPVワクチンの副作用のリスクについて(メディアの影響含む)
4.今日学んだことを友達にどのように伝えればよい?
の4つをメインにディスカッションしました! 

登壇者以外の参加者の方々にはチャットの機能を利用して意見を寄せていただいて、リアルタイムでリアクションしていきました!


◆ディスカッションの中で出た意見や、先生からの知識をいくつかまとめてしょうかいします!

・学校は指導要領があるから、性教育を変えるのは難しそう…それなら外部の団体を招いたイベントを行うことが、第一歩としていいのではないか。
・HPVを治療で殺す方法はない。自然消滅するのが基本である。
・HPVワクチンはインフルエンザ予防接種などと違い、筋肉注射なので思春期の学生にはダメージが強いといえる。
・副作用という悪いイメージだけ報道するのが良くないと思う。効果も合わせて伝えるべきではないか。
・自分自身がワクチンを受ける意思があっても親への説得が大変。  

しかし、結局は自己判断をどうするかが一番大事です!




【最後に】

◎最善の判断をするために、学び合うことや正しい知識を聞くことが大事なのです!

子宮頸がんは防げるがんです。それなのに日本では毎年子宮頸がんによる死者がいるのが事実です…

◎この悲しい現実を少しでも変えるために、もしあなたが性行為経験前ならワクチンを、経験後なら検査を受けましょう!!


イベントに登壇してくださった知野先生、このイベントを主催してくださった株式会社ハッチヘルスケアの皆様、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!

今後も苗ぷろ。、そして苗ぷろ。ヘルスケアでは女子大生のウェルネスのために精一杯活動していきたいとおもいます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪



あおい
2020.12.02

はるの、、!!忙しいのに丁寧なレポートありがとうううめっちゃわかりやすい!!最後のメッセージグッときたよ、、😢💓

はるの
2020.12.02

遅くなっちゃってごめん😭
そう言ってもらえてよかった🥺!!!

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