皆さん、こんにちは
VENT ARRIÈREの中田です。
今回も、ヨーロッパ人と日本人のここが違う!を紹介していこうと思います。
今回紹介するのは、ヨーロッパ人と日本人の初対面時の対応の違いについてです。
まず、私たちは初対面の人と話すとき、軽く自己紹介をしますよね。
そこの部分までは、全世界共通だといえます。
しかし、違うのかここから!
私たち日本人の場合、まずは聞き役に回って相手がどのようなことに興味を持っているのか、どんな考えを持っている人なのかを知ろうとします。そのため、このやり方が日本の社交術だといえますよね。
したがって、我々日本人は初めての人と会うときは、相手がどのような人なのかを知るために挨拶をかわし、差し障りのない会話をしながら相手の出方を見るといったやり取りをよく使います。
一方、ヨーロッパ人はどうなのかというと
自分をさらけ出して相手に何かを伝えることからコミュニケーションを始めます。
例えば、目があえば「ハーイ」や「ハロー」とにこやかに語り掛けてくれることや、初めて会う人に「コールミー・マイク(マイクと)呼んでくれ」などと、ファーストネームで呼んでくれといったように。
これらの行為は、皆さんも一度や二度は体験したこともあるのではないでしょうか??
ホテルのエレベーターで一緒に乗り合わせた時やお店でたまたま目があったときなど・・
日本人で、こういった行為はなれ親しい行為として、あまり見かけないですよね。
しかし、この光景は向こうでは当たり前の行為・文化だということです。
こういったコミュニケーションの取り方には実は歴史的背景があるのです。
その一つとしていえるのが「魔女狩り」です。
魔女狩りとは、妖術を使う敵を排除するために火あぶりの中に魔女と疑われた人が生きたままつるされるということが昔では行われていました。
この魔女狩りがあったからこそ、今になっても昔と変わらずヨーロッパ人のコミュニケーションの取り方が変わらないのだと思います。
まじ初めに、魔女狩りがあった時代にそもそも魔女なんてものは存在しませんでした。
それでは、どういった人が「魔女」として扱われるのか
それは、ある突然「あいつは怪しい、あいつは不気味だ」という根拠のない理由で回りから「魔女」と断定されるのです。
身に覚えのない人から、「あいつは怪しい」たったこの一言だけで魔女に認定されない為にも「私はあなたの敵ではないですよ」ということを相手に伝えるために自己紹介をしてファーストネームで呼んでくれというコミュニケーションを今になってもしているのです。こうした、やり取りの後にさらに自分の情報をさらけ出します。それから、相手の情報をきくといった流れでヨーロッパ人は挨拶をかわします。
こういった理由から、ヨーロッパ人のコミュニケーションの取り方が伺えます。
以上、ヨーロッパ人と日本人の初対面時の対応の違いでした。
いかがでしたしょうか??私たちが普段ふと気になった言動などには、その国の歴史などが深く関係しているのです。
言語を勉強するだけでなく、こういった異文化を一つでも知っていればより、他国の人と仲良くなれるのではないかと私は思います。
最後に、私たちは㋇8日土曜日にこれらを使って異文化交流ができるカフェを開こうとおもいます。少しでも参加してみたい・興味を持った方はぜひ、メッセージお願いいたします。