vent arrièreを立ち上げた理由

皆さん、こんばんは!
vent arrièreの中田です。

今回は、私がvent arrièreを立ち上げた理由についてお話ししたいと思います。
現在vent arrièreでは6名のメンバーで活動しています。
ゆくゆくは、メンバーを増やしより多くの人たちと異文化について交流できればと考えています。

私は大学2年の春学期に、将来は言語を生かした仕事につきたいと考えていました。
そこで、私は1年生から受けていた英語の授業の先生にお話をしに行きました。
先生にその時言われた言葉で、特に心に残っているのは、
「海外で働くには現地の人以上に何か秀でたものがないと雇われないよ」です。
この時、私は言語を超えた相互理解の一つである異文化理解というものに目を付けました。
そこで、私は異文化に関する書籍をたくさん読んできました。
しかしそれでは疑問点が生まれることもあり、わからないことを埋めるために、異文化カフェを開くことによって、異文化に対する理解や知識をより深めることができるのではないかと考えました。

これこそが、私がvent arrièreを立ち上げた理由の一つです。

もう一つの理由としては大学で一緒にフランス語を勉強している友達も私と同じ考えを持っていたからです。そんな彼らが今のvent arrièreのメンバーです。

言語を勉強する前に自国のアイデンティティ(異文化)を知ることから、言語を勉強する価値が生まれるのではないかと私は考えます。

例えば、礼を挙げて考えてみましょう

日本人は、近所の方や友達などにに何かものを挙げるときに「何か、つまらないものですが」と言いますよね。
そこで、考えてみてください。つまらないものとはだれが考えたものなのか、なぜそういったことをいうのか。
私たちの中ではごく当たり前すぎて、説明することなど考えたこともないでしょう。
これは、「私にとって精いっぱい選んだものですが、立派なあなたを目の前にするとつまらないものに見えてしまう。」
相手を「素晴らしい人」と立て、同時に自らを謙遜する表現です。
「つまらないものですが」というのは、明治から大正時代の教育者である新渡戸稲造さんの著書「武士道」に使われているフレーズが語源なのです。
皆さんは普段当たり前に使っている言葉や言動について考えたことはあるでしょうか???

こういった、私たちの当たり前について理解し、他国の人に話すことができれば改めて自国の素晴らしさ・特徴について感じることができ、それと同時に自分自身のアイデンティティ・言語能力というものを確立できるのではないかと考え私は、異文化交流のできるカフェづくりを考え現在計画中です。
最終目標としては、下の世代である小・中・高生たちにも言語だけでなく異文化に触れ、国際的な場で活躍できる人材の基盤を作りたいと考えています。

以上が私がvent arrièreを立ち上げた理由です。
長々となりましたが読んでくださり、ありがとうございます。
もし、異文化に興味のある方・外国の人とつながりたいという方はぜひメッセージください。

関連記事