こんにちは、vent arrière の竹花悠太朗です。
私は日本の国歌である「君が代」について調べました。
歴史
私は調べて初めて知ったのですが、実はこの国歌、元々は日本人が作曲したものではありません!
1870年(明治3年)に英国公使館護衛隊歩兵隊長・軍楽隊長のジョン・ウィリアム・フェントンにより初代君が代が作られました。しかし、その曲調はヨーロッパ感が強く、日本人の感性には合わなかったそうです。
※YouTubeで調べると出てくるので聴いてみてください。
その後、初代海軍軍楽隊長の長倉彦二が楽譜の改訂を申し出ました。そして、新しく作られたものが1880年(明治13年)に初めて演奏されました。
これが現在の国歌である「君が代」です。
それからこの曲は演奏され続けていましたが、法律で日本の国歌だということは定められていませんでした。そこで国は、1999年(平成11年)に国旗及び国歌に関する法律、国旗国歌法が公布されました。
作り直されてから実に119年です!
歌詞について
「君が代」の歌詞は、平安時代(794年~1192年ごろ)の歌集「古今和歌集」(905年)の詠み人知らずの和歌がもとになったと言われています。意味は諸説ありますが、その中の1つを紹介します。
君が代は ※これには諸説あります
千代に八千代に とてつもなく長い時間
さざれ石の 小さな石が
巌となりて 巌(岩・巨石)になって
苔のむすまで 苔が生えるまで(続きますように)
長い時間をかけて大きく成長し、それが末長く続きますように
ということですね。
問題は君が代なのですが、「キとミが男女神であるイザナギとイザナミを表している」、「君が天皇で、代がその家系である」など様々な意見があります。作曲された時代背景を考えると、後者の意見が強いのかなと思います。
皆さんはどう考えますか?