ケベック ウィンター・カーニバル

 皆さんこんにちは。
 Vent arrière月曜担当の白川です。

 投稿遅れてしまいすみません

 今回私が紹介する祭りはカナダはケベックの「ウィンター・カーニバル」です。北海道でもさっぽろ雪まつりがありますが、ケベックのウィンター・カーニバルも中国、ハルビン市の氷祭りと合わせて「世界三大雪まつり」と称されています。さらに、リオのカーニバル、ニューオーリンズのマルディグラに次いで世界第三位のカーニバルともいわれています。

 そんな世界的にも有名なこの祭りですが、1894年に始まって以来、世界大戦や世界恐慌で中断されながらも続けられてきました。この祭りでは「自由」というものをテーマに雪像が制作されたり、犬ぞりレースや水着姿でのバレーボール大会(ちなみに冬のケベックはマイナス30度まで気温が下がります)、イヌイットの住居であるイグルーの製作実演など様々なイベントが催されます。
 カーニバルというだけあって、夜には氷で作られた会場を山車やダンサーが行くパレードもあります。その景色はとても幻想的なものなんでしょうね。しかし、17日間も続く祭りで雪国であるケベックなので、積雪量や天候によっては中止になるイベントも出てくるそうです。

 またこのカーニバルには「ボノム」というマスコットがいます。実はこのマスコット、カナダでは大人気キャラクターで、某夢の国のネズミさんに匹敵するほどだそうです。ちょ

っと不気味な気もしますが... 

 今回はカナダ、ケベックの「ウィンター・カーニバル」を紹介しました。この祭が長年続けられてきたように、祭というものはその地域の人たちにとってとても大切なものです。日本にも多くの祭がありますが、地域によっては後継者不足などが問題で続けられなくなっていく祭もあります。私たち若い世代が、もっと祭の重要性を知り後世まで残していかなくてはなりませんね。

 ではまた来週✋

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