五秒に一人

皆さんこんにちは

今日はSDGsの二番目について話したいと思います。

二番目にあるのは、「飢餓をゼロに」です。

五秒に一人

あなたはこの数字が示すものについてわかりますか?

これは、この地球上のどこかで栄養失調や感染症などで亡くなる5歳未満の人数の数字です。テレビを見ていると、寄付のCMが流れていますが、私たちが思う以上に世界のどこかでは小さな命がなくなるという現状があります。この状況を打破すべく、「飢餓をゼロに」という目標が掲げられているのだとわかることが出来ます。


SDGsと飢餓の現状

2015年9月に持続可能な開発目標として、SDGs目標2「飢餓をゼロにする」が掲げられましたが、過去10年以上減少していた飢餓人口は、2016年時点で増加に転じました。

飢餓人口増加の要因として、紛争や気候変動を指摘されています。しかし、紛争や気候変動とは関係ない平和な地域での食の安全保障と栄養面の悪化も懸念されています。

飢餓問題の現状

世界には十分な食料が生産されているにもかかわらず、世界人口の9人に1人に該当する8億2,100万人が飢餓で苦しんでいます。

さらに、3人に1人は、何かしらの栄養不足に陥っています。

とはいえ、飢餓人口は確実に減少しています。国連によると、世界の人口が19億人増加したにも関わらず、飢餓人口は1990~92年と比べ、2億1,600万人も減少しています。

現在は、国連WFPと連携している機関の活躍により、世界の飢餓をゼロにする取り組みが行われています。

人類が飢餓とのたたかいにより大きく進歩したとはいえ、まだまだ改善するべき課題が多く残ります。

飢餓をゼロに
どのようにして飢餓をゼロにするのかについて

飢餓をゼロにするためには、「飢餓に終止符を打つこと」、「食料の安定確保」、「栄養状態の改善」が重要です。

そして、「持続可能な農業を推進すること」が飢餓撲滅につながります。

飢餓をゼロにのための取り組み

2030年に向けて飢餓ゼロという目標を達成させるために、世界中で様々な活動が行われています。

その中心となっているのが、国連世界食糧計画(WFP)です。WFPは、1963年に設立された飢餓撲滅を目指す最大の人道機関です。

20億人以上の世界の最も貧しい人々への食糧の提供や、緊急事態には食糧援助を利用して世界80ヶ国以上の国々において支援してきました。

またWFPをはじめ、NPO・NGO、各機関がいろいろな取り組みを行っています。


みなさんも一度考えてみてください。
今私たちができることは何なのか?
私たちにもできることはたくさんあるのではないでしょうか?

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