【つぶやき】 保育士国家試験対策講座―ココキャリ編―

パラセンのつぶやき


ココキャリでの授業では、2023年度前期保育士試験にむけた受験対策講座がはじまりました。
対象期1発目の担当は、木曜日クラスの社会福祉と子ども家庭福祉です。
4日間の集中講義で2科目の授業を行いました。

扱った単元は、テキストの目次を見てみてください。
社会福祉 https://www.fukushinohon.gr.jp/book/b10002807.html
子ども家庭福祉 https://www.fukushinohon.gr.jp/book/b10002810.html

今回は、久々に対面受講のみでしたので、科目内容の全体像を把握できるようにゼミ形式で授業を展開してみました。

受業内容は、教科書を活用しながら科目の教授内容に記されている目標を達成できるように設定しています。
全国保育士養成協議会のページから
<教科目の教授内容>
https://www.hoyokyo.or.jp/files/content.pdf

受講者のみなさんは、興味関心を高く抱き、自分が保育士としてどのように支援をしていくかまでイメージをしていたみたいです。
会話を通じて、自分たちの経験を基に学びをつなげていく姿が印象的です。

これからのポイントとしては、教科目の教授内容に記されている目標に向かうことで、はじめて知識の重要性に気づき続けるという点です。


私の授業では、知識をインプットする前に、対象となる事柄が自分たちにとって身近であることを知ったり、
自分自身が経験したことがないことを感じようとしたりするところに重きを置いています。
知識の暗記だけにとらわれて、資格を取得した後の知識の活用方法がわからないままの資格者になってしまわぬように、事例を多く取り上げ、知識の活用方法まで取り上げます。

国家試験対策として、科目の事柄に興味関心を高めてから知識のインプットに移行することで、どのような場面で知識が必要で、なぜ知識が必要かも学ぶことも学ぶことができ、これからの実務の中で知識を欲する時がくるでしょう。
そうした時が、知識の伸ばし時です。

ぜひ、今回の学びを基にして、知識がなぜ求められるかを知ったうえで、国家試験対策の勉強ができるようになってほしいと思います。


ちなみに、保育士国家試験の出題範囲は、次のようになっています。
全国保育士養成協議会のページから
<出題範囲>
https://www.hoyokyo.or.jp/files/range2020.pdf
<科目別>
社会福祉 https://www.hoyokyo.or.jp/files/range05.pdf
子ども家庭福祉 https://www.hoyokyo.or.jp/files/range04.pdf
これを参考に、事柄に対してイメージしてきた内容と知識の連結ができるように、地道に頑張っていきましょう。
突然に知識が身につくわけではありません。
日々のニュースなどの日常事例を持って、授業内容と現実をつないでいってみてください。
自然と知識が体に馴染んでいくはずです。

授業は終わりましたが、これからも踏ん張って勉強していってください。
保育補助者から保育士になって、またいつかどこかでお会いできることを願います。

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