デスクワークの目の疲労を軽減するおすすめグッズ、リラックス法を紹介

今や一家に1台のパソコン、一人に1台のスマートフォンを所有しているであろうこの現代。中でもパソコンとにらめっこしながらデスクワークをされている方は「時間が経つと目がしょぼしょぼしてくる…」「夕方ともなるとパソコンの画面がまぶしい…」「目の奥を鋭い刃物で突かれているように痛い…」などといったお悩みを常にお持ちなのではないでしょうか?


しかも、デスクワークでパソコンの画面を見続け、目に疲労が溜まっているはずなのに、通勤途中にはスマートフォンでSNSのチェック、ゲームで時間つぶし、自宅ではパソコンでネットサーフィン、動画サイトを見る…。


これでは目をずっと酷使した状態で、さらに疲労が溜まる一方ですよね。


かく言う私も、常に目がお疲れモードです。


そんなデスクワーク中心のお仕事のあなたに!? 少しでも目の疲労を軽くしてくれるおすすめグッズと、リラックス法をいくつか紹介したいと思います。

デスクワークの人は要注意?目に疲労が溜まる原因

おすすめグッズやリラックス法をご紹介するその前に!

目に疲労が溜まる原因は様々あるとは思いますが、パソコン、スマートフォンに囲まれている現代だからこそ考えられる原因、また私の目の疲労にまつわる実経験からお教えしたいと思います。

原因①ブルーライト

皆さんも聞いたことがあると思いますが、現代人の目の疲労の要因の1つに、パソコン、スマートフォン画面から発せられるブルーライトが挙げられます。


『一般に私たちが「光」と呼んでいるものは、電磁波のうち、ヒトの目で見ることのできる可視光線のことです。可視光線の波長は、およそ400~800nm(ナノメートル)で、ブルーライトは380~500nm。400nmより短くなると紫外線、700nmより波長が長くなると赤外線と呼ばれます。


私たちの目の角膜や水晶体は、およそ350nm~800nmの波長を透過させますが、それより外側の電磁波(光)は透過できません。つまり、網膜に到達する光の中で、紫外線にもっとも近い強いエネルギーを持つ光が、ブルーライトというわけです。』(引用:ブルーライト研究会、http://blue-light.biz/about_bluelight/)


そんな強いエネルギーを持つブルーライトが網膜まで到達するわけですから、目への影響は大きく、目の疲れ、痛みを発生させるのもうなずけますね。

原因②眼球の緊張

現在私は1.0~1.5の視力を保っていますが、中学生の頃、勉強のしすぎで…もとい! ゲームのしすぎで視力が急激に低下し「仮性近視」というものになりました。


一時的に近視になる症状なのですが、当時、私は眼圧(眼の中の圧力・目の硬さ)が高く、その影響からか焦点をあわせる眼球の中のレンズが常に緊張状態となっている、と眼科の先生に言われました。


常に緊張しているため、目は疲れやすく、また、このまま放置をすると本当の近視になる恐れがあるとも告げられました。


あくまでも私個人の経験なので、こういった症状で目が疲れるという方は多くはないでしょう。


しかし、パソコン、スマートフォンを見続ける生活を送れば、同じように眼球の緊張が続き、知らず知らずのうちに目に疲れが溜まる…。そういった危険性は、デスクワークをされている方に限らず誰にでも起こりうると思います。

デスクワークの目の疲労予防に!ブルーライトをカットするおすすめグッズ2選

それでは、そんな目の疲労を軽減してくれるグッズを紹介します。

その1「ブルーライトカットPCメガネ」

このメガネは職場でかけている方もおり、またテレビなどでもよく紹介されていたでしょうから、存在を知っている方は多いかと思います。


私も前々から気にはなっていたのですが、別になくとも支障はないし…と思い、購入までには至っていませんでしたが、たまたま社内の方より、あるメガネ店の割引チケットをいただいたので、早速PCメガネを買いに行ってきました。


PCメガネには、ブルーライトをカットする割合に種類があり、私が訪れたお店では、25%、40%、60%の3種類のラインナップがありました。


40%、60%のカット率だと結構グラスの色がブラウンっぽく、ややサングラス的な感じに思えたので、25%のものを購入。ほんのりオレンジがかったグラスを使用した伊達メガネな感じです。

こちらがメガネをかけないで見たパソコン画面です。

こちらがメガネをかけて見たパソコン画面です。すこーし白みが抑えられたように見えませんか?

劇的な色味の変化がないので、長時間このメガネをかけても今までと同じような感覚でデスクワークをすることができます。そして、なによりも「目が疲れたー」いうことが少なくなりました!


いや、これほんと! 決して誇大表現はしていません。ただ、あえて言うなら、普段メガネをかける生活をしていないため、今まで視野に入っていなかった目の周りのフレームが気になり、その違和感に少し疲れを感じることぐらいでしょうか。


もちろん全く疲労を感じないわけではないので、PCメガネを外して目を休めることもありますが、多少ブルーライトの影響は軽減されていると感じています。

その2「ブルーライトカットスクリーン」

その1では顔周りにつけるグッズでしたが、その2はパソコン画面につけるグッズです。


スマートフォンにほこり、指紋付着防止として保護シートを貼っている方もいらっしゃると思いますが、そのシートをでっかく広げてパソコンの画面全体に貼っている。そんなイメージのものです。(写真がなく申し訳ないです)

以前の職場で使用していたのですが、結構画面の白みを抑えてくれ、目の負担は軽減されていたかと思います。ただ、あくまでも私個人の感想ですが、先ほどのPCメガネのようなうっすらと白みを抑える感じではなく、画面全体をグレーで色づけて白みを抑える感じが強かったので、「画面が暗い」印象はありました。


見慣れれば平気かもしれませんが、人によってはその暗さが気になり、結果、シートをはがす…ということになりかねないかなと。その点、メガネだといつでもつけ外しができるので、そんなにストレスは感じないかと思います。


メガネをかけることが不慣れ、つけ外しをするのが面倒と思う方は、こちらのシートを使ってみるのもいいかも知れません。

デスクワークの方必見! ?目の疲労を和らげるリラックス法

中学生時代に「仮性近視」になったとお伝えしましたが、当時の眼科の先生より教えてもらった、グッズに頼らずに目の疲労を軽減、リラックスさせる方法を紹介しようと思います。

デスクワークの合間に。リラックス方法その1

難しくもなく、特別な技術も必要ありません。


【壁に掛かっている(卓上でも可)カレンダーの端(角)をじっと見る】


これだけです。

緊張状態である眼圧を下げる方法として、カレンダーの端をじっと数分以上見続けるように、とアドバイスを受け、さっそく自宅で実践。


壁掛けカレンダーから1メートルほど離れて、視線をあちこち動かさずただひたすらカレンダーの端一点を見続けていくと、ふっ!と目の力が抜けるというか、目元周りの筋肉がゆるんだと感じる瞬間がありました。


恐らく、常に同じピントで一点を見続けることで、余計な力が抜けレンズの緊張が和らいだのだと思います。


数か月だったかと思いますが、その方法を続けたことにより、視力は徐々に回復し「仮性近視」の症状は改善されました。(効果は人それぞれですから、必ずこれで視力が回復するわけではありません。悪しからず。)


デスクワークでは、パソコン画面から手元のキーボードへ、そしてまた画面へ視線を戻すという動作を繰り返しますので、ピントを合わせる筋肉を酷使している状況です。それが数時間、数日、数年と経過すると、目は緊張しっぱなしで疲労が溜まり、冒頭に記載したような「しょぼしょぼする」「まぶしい」「目の奥が痛い」という症状へ繋がっていくのかと思われます。


カレンダーでなくても、自宅内の何か家具の端なり、パソコン画面の端でも良いかと思います。1日に数分でもこのリラックス法を試してみてはいかがでしょうか?

目だけなく、心もほっとする?リラックス方法その2

こちらも眼科の先生より教わったものです。


【遠くの緑のものを見る】


それ知ってる!という方はいらっしゃるでしょう。「遠くの緑を見ると視力が良くなる」などと聞いたことはないでしょうか?


昔は本当に治るのかと信じていましたが、どうやら医学的根拠はない都市伝説のようです…。

しかし、この【遠く】という部分がポイントのようで、近くのものを見続けて緊張状態になっているレンズ周りをゆるめるためにも、遠くを見る行為は理にかなっていると言えます。


また、緑色は光の波長が短く、屈折力の強い色だと言われており、この緑色を見るために焦点を後ろへずらす(レンズをゆるめる)必要があるようです。そのため、焦点を後ろへずらす=目の緊張を解くという作用が働き、結果として目の疲労を軽減させると思われます。


プラス、木々、草花の緑を見ると、自然と身も心もリラックスしますから、【遠くの緑のものを見る】は、一石二鳥だと言えますね!

まとめ

今回は、デスクワークでの様々な疲れの中でも、目の疲労にフォーカスをあてて、おすすめグッズやリラックス法を紹介してみました。


仕事柄、また今の便利な世の中で生活するうえでは、パソコン、スマートフォンのない生活を送ることは難しいでしょう。だからこそ少しでも目の緊張をほぐし、いつでも快適デスクワークライフを送るために、今回ご紹介したグッズやリラックス法をぜひ試してみてください!

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